自分だけのサウンドを手に入れよう!ドラムヘッド交換のステップ

   

vol.2304

三田市と神戸市北区のピアノ教室・音楽教室 平瀬楽器の
ヒラセトモキです。
おはようございます!

ドラムの音を決定づける要素のひとつに、
ドラムヘッドの存在があります。

それぞれのドラムに合わせて選ばれるヘッドは、
使用頻度や音質によって定期的に交換が必要となります。

今日はいつドラムのヘッドを交換すべきなのか、
そしてその交換の方法やチューニングについて
説明していきます。

まず、ドラムヘッドの交換タイミングですが、
一般的にはヘッドの劣化や音質の変化が
明らかに感じられたら交換時期と考えられます。

一定の音質を維持するためにも、
プロのドラマーは頻繁に交換を行いますが、
アマチュアドラマーの場合は
数ヶ月から1年程度が目安となることが多いです。

また、音色を変えたい、破れてしまったなどの
理由でも交換することがあります。

 

次に、ヘッド交換の方法についてですが、
実はそれほど難しくありません。

以下に基本的な手順を説明します。

 

まずは、交換したいドラムの固定ボルトをゆるめ、
古いヘッドを外します。

ヘッドを外したらせっかくなので
内部の掃除をしておきましょう。

その次新しいヘッドをドラムにセットします。
ヘッドの位置を整えたら、
固定ボルトを手でゆるく締めていきます。

全体の張力を整えるために
対角線上に交互に締めるようにしましょう。

 

ヘッドがある程度固定されたら、
改めてボルトを少しずつ締めていきます。

ヘッドの張力が均等になるように注意しながら、
各部分をタップしながら調整します。

 

最後に音が理想的なものになるまで
微調整を行います。

ただこの音や音程にはこれと行った決まりはなく、
演奏者の好みの部分になります。

少々時間と経験が必要ですが、
繰り返すことで自分だけのサウンドを
見つけてください。

 

 

以上がドラムのヘッド交換の基本的な
手順となります。

言葉にすると簡単なのですが、
実際やってみるとなかなかうまくいかないことも
少なくないと思います。

 

もちろん平瀬楽器ではドラムヘッドの交換も
承っていますので、自分でやるのがちょっと怖い〜
という方はいつでもお持ちくださいね!

 


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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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