技術の前に◯◯◯◯
vol.2199
三田市と神戸市北区のピアノ教室・音楽教室 平瀬楽器の
ヒラセトモキです。
おはようございます!
—
先日Facebookでどなたかが
「技術の前に基本動作」
という短い投稿をされていました。
なんとなく気になって
メモしていたのですが。
ピアノの発表会の時、
我々スタッフはどんなことを
しているかというと、
例えば補助ペダルや足台の
セッティングをしたり、
椅子の高さ合わせをすることが多いです。
もちろん奏者自身ができるのが
ベストなんですが、
小さいお子さんはそうはいきませんよね。
なので、そのヘルプをすることが
多いです。
実際の話、椅子の高さは
多少高かろうが低かろうが
指さえ動けばピアノは弾けます。
でも、そうは簡単にいかないのが
このピアノの椅子の高さ問題になります。
いくら指が回ったとしても
基本的な腕の位置がおかしいと
いつもはスムーズに動く指も
動かなくなります。
感情込めた表現もできなくなります。
「技術の前に基本動作」というのは
おそらくこういうことなんだろうな
と思います。
ピアノの場合、椅子の位置が決まると
必然的に腕の高さも決まります。
足の位置も決まります。
鍵盤との距離も決まります。
もちろん演奏中に多少は動くことは
できるのですが、
基本的にはあまり滑らないように
作られているので、
大きく椅子を動かすことは難しいです。
ですので 演奏前の椅子の高さチェック
というのは非常に大切なルーティンに
なるわけです。
もちろんあまり神経質になりすぎるのも
どうかと思うところもあるのですが、
いい演奏をするためには
こだわりたい部分ですよね。
「技術の前に基本動作」
こういうことだと思いますがいかがでしょうか?
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