音響の仕事って音を大きくしたり小さくしたりする仕事ではないと思うんですよね
vol.2169
三田市と神戸市北区のピアノ教室・音楽教室 平瀬楽器の
ヒラセトモキです。
おはようございます!
—
昨夜 Twitter を眺めていると、
知り合いのミュージシャンが
ボヤいていました。
どうやら伺ったイベントの音響さんが
結構とんでもない方だったらしいです。
そのミュージシャン曰く、
「ケーブル持ってきたら繋いであげるよ」と
言われたそうで。
その音響さんは機材を持ってきているだけで
ケーブル類は全くもって来ず、
しかも音量の上げ下げのみをやるだけで
ほとんど関わってくれなかったそうです。
昔に比べると機材も安くなり、
誰でも簡単に手に入るようになりました。
うちの店でも音響機材の相談は増えていて、
おっちゃんバンドをやってる方々が
自分たちで音響をしたいということで
アンプやスピーカー一式購入を考える、
てなことも普通にあります。
しかしそれって、ちゃんとできるのかな?と
思うんです。
音を大きくするだけであれば
おそらく問題なくできると思うんですが、
音響の仕事って音を大きくするだけでは
ないんですよね。
そこに来られているお客さんにとって
一番良い音で届けたり、
演奏する人が演奏しやすい状態を
作ったりすることが音響の仕事であって
ボリュームを上げるだけではないんです。
平瀬楽器も音響の仕事を
させていただくことが増えていますが、
うちは元々音楽教室から派生している
仕事です。特別上手なわけではありません。
それでも演奏している人に
できるだけ寄り添えるようには
努力をしているつもりです。
ボリュームを大きくする小さくする
というのももちろん大事な仕事では
あるのですが、それだけではない。
見えないことをするからこそ
仕事だと思うんです。
矜持というのでしょうか。
大事にしておく部分はどんな仕事でも
持っておきたいもんですね。
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