レッスンは大切です。でも、平瀬楽器がレッスンと同じくらい大切にしているものは?

   

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!

 

緊急連絡先ってどなたの電話番号を書かれますでしょうか?

 

緊急連絡先

 

生徒情報カードの「緊急連絡先」という欄に書いてある電話番号って、お母さまのケータイの可能性が結構高いです。というか、大半はお母様のお電話番号なんです。

緊急連絡先というのは何か有事の際に連絡をさせていただくための連絡先ですので、ご家族もしくは近しい親戚の方であれば大丈夫なんです。基本的に緊急連絡先に電話をすることはあまりない方がいいのですが、ある日、こんな出来事がありました。

 

 

その日、ある生徒さんがレッスンに来られていないということで、スタッフがお家にお電話をさせてもらっていました。

何度かかけても電話が繋がらないので、仕方なく緊急連絡先にお電話をかけさせていただきましたところ、ようやく電話がつながりました。

 

スタッフ「あ、すいません!ヤマハ音楽教室の平瀬楽器なんですけど、今日○○ちゃんどうされましたか?」

お父様「(小声で)すいません、いま会議中なんです」

スタッフ「わ!すいません!お仕事がんばってください!」

お父様「(小声で)ありがとうございます!」

 

 

お仕事中にお電話をかけてしまったのは申し訳ないことをしたなぁとは思います。

しかし、焦ってとっさに出た「お仕事がんばってください」という言葉と、お電話の向こうで「ありがとうございます」と言ってくださったお父様の関係が微笑ましいし、すばらしいなぁと思いました。

 

関わり方

 

音楽教室って、ピアノやエレクトーンを教えている場所、音楽を教えている場所ではあるのですが、お子さんの成長におけるとても大切な時間を共有させていただいている場所だと思っています。

音楽教室ですからレッスンがもちろん大切です。しかし、それと同じくらいレッスンの前後の関わりも大切だと思っています。

あいさつや返事や躾を大切にしたいという思いを持ち、お子さんと関わることがスタッフの役目です。何気ない会話こそが大切だと思っています。そして、もうひとつ大切にしたいのは保護者の方との関係です。関わり方です。

 

 

ときには子育ての相談を受けることもあります。学校や地域でのお話を伺うこともあります。

生徒さんと受付の関係は、近所のお姉さんのように接してもらいたいと考えています。

おとなに対する距離感は保ちつつも気軽に声がかけられる存在。先生には相談しにくいことでも話せる存在。そんな距離感がベストかなと考えています。

 

保護者の方との関係はというと、ある種フラットな関係だからこそお話いただけることもあるのかなと思っています。ちょうど近所の知り合いに話をしてくださるような、そんな感覚で関わっていただけるのが一番嬉しいなと思っています。

 

レッスンに付き添いで来られるお母様はもちろんのこと、お父様やお祖父様、お祖母様、場合によれば親戚の方々など、関わる方は非常に多岐にわたっています。

その方々と一緒にお子さんの成長を見守らせていただくことができるというのがこの仕事の楽しみでもありますし、やりがいでもあるんですよね。

 

受付スタッフにもどうぞ気軽にお声掛けください。個性的な面々がお店番をしております。

ぜひ関わってください。みなさんと色んなお話を伺わせてもらいたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

 - 教室の様子