音楽とテクノロジー
vol.2072
平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
—
またおもしろい技術が発表されましたね!
先だってヤマハが発表した
こちらのマイクの技術新技術はご存知でしょうか?
一見普通のマイクなんですが、
歌うとEvery Little Thingの持田香織さんの
声になって音が出るという
変わり種のマイクです。
しかもただ単に声が変わるだけではなく
表現もその声に乗っかって
まるで本人が歌っているような感じで
発音されるんですって。
すごい技術ですよね!
@tv_asahi_news 誰が歌っても「ELT持田香織」に…ヤマハの技術で同時変換#テレ朝news #tiktokでニュース #ビッグエコー ♬ オリジナル楽曲 – テレ朝news【公式】
これに似たものは過去にも
いくつかあったように思います。
身近なものでいえば、
エレクトーンの音源なんかはそうですよね。
近年エレクトーンの技術はすごく進んでいて、
例えばサックスの音であれば
鍵盤を浅く押すと息しか入っていない
サックスの音、
鍵盤をしっかり押したらしっかり鳴った
サックスの音、という風に
ひとつの音でも色々な表現ができるんです。
おそらく今回の持田香織ボイスも
これと同じような技術なんだと思います。
昔は音といえば
その音だけ出ていれば良かったのですが、
サンプリングの技術が進み、
表現したい人たちの思いも
どんどん大きくなり、
例えば音になっていない音や
割れてしまった音など、
もしかすると本来不要なのかもしれませんが
生の演奏の時には出てしまう
ノイズのようなところまで
表現できるようになってきました。
こういったことがあることで、
よりリアルに近づきますよね。
初音ミクのようなボーカロイドが
登場して、現在では AI が歌を歌う
時代になりました。
今回のサンプリング音源を
リアルタイムで変化させる仕組みも
もっともっと進んでいくんでしょうね。
音楽といえば生の音楽、と
思われてる方も多いと思いますが、
実は実はこういったテクノロジーの
分野でもどんどん進んで行ってるんです。
興味をもってチェック
していっていただけたらなーと思います。
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