中古ピアノをえらぶときに押さえておきたい6つのポイント(その1)
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
いよいよ今週末は中古ピアノミニフェア!
宣伝の動画なんかも作っちゃいましたのでぜひ見てくださいね!(笑)
というわけで、今回は中古ピアノミニフェア開催記念ということで、中古ピアノの選ぶときのチェックポイントをお伝えしていこうと思います。
メーカーは?
まずは中古ピアノを選ぶときにチェックしていただきたいところは、メーカーです。
やはりこれはヤマハやカワイなど一般的によく知られているメーカーが安心です。
我々技術者もやはり、ヤマハやカワイなどのメジャーなメーカーで作られた楽器でしたら安心して触ることができます。
でも実はマイナーな日本製や中国製でヨーロッパのメーカーっぽい名前をつけているメーカーが結構たくさんあります。それがダメだというわけではないのですが(そういう楽器ってだいたい見た目がめちゃくちゃいいんですよね)、見た目の美しさとうらはらに中身が結構適当だったりすることがありますので、その手のメーカーの中古ピアノというのは要注意です。
100年以上持つと言われているピアノという楽器ですが、場合によっては持たないこともあります。こういった謎のメーカーの中古の楽器というのはそういう「場合」に含まれてしまうことが多いです。
メカニック
中古ピアノを選ぶときに押さえていただきたいポイントの2つ目は機械が入っているか入っていないかです。
この場合の機械というのは自動演奏や消音機能のことをいいます。
先ほども言いましたが、ピアノという楽器は100年持つと言われています。しかし機械の部分はテレビや冷蔵庫と同じ電化製品ですので、10年程度が寿命なんです。しかも壊れてしまって部品が無くなってしまうと修理ができなくなるんです。なので、こういう機械の入ったピアノは要注意だったりします。
しかし一方で機械の入った中古ピアノというのは比較的値段が安い場合がありますので、自動演奏や消音機能を使わないということがわかっている方であれば、あえて機械の入ったものを求められるというのも賢い選択かもしれません。もちろん生のピアノがきちんとしている前提ですけどね。
年代
ポイント3つ目は作られた年代です。
中古ピアノ市場で今結構人気なのは昭和で言うと50年代後半から平成に入ったすぐぐらいのものか、もう少し古くて50年代前半のものになります。これより古くなるとさすがにちょっと古いなぁという感じになります。
例えばアップライトピアノの場合、ペダルが2本の楽器は昭和48年より以前のものが多いです。それらが悪い楽器という訳では無いのですが、中古ピアノ市場では2本のペダルと3本のペダルが1つの区切りになっています。
まぁ状態の良い2本ペダルのものがあればとてもお買い得かなとは思うのですが、一般的には3本ペダルのものがおすすめです。ということは、年代的には昭和50年より新しい物になりますよね。
今回お伝えしたのはメーカー、機械、年代、でした。
メーカーと機械の有無はすぐにわかることですのでぜひチェックしてくださいね!
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