司会者の仕事・主催者の仕事

   

vol.1883

平瀬楽器のヒラセトモキです。

おはようございます!

先日あるイベントの配信のお手伝いに
伺わせていただきました。

そのイベントはリアルでも開催していて、
同時に配信をするという
ハイブリット形式だったのですが、

イベント自体の進行は
全て司会者が行っていました。

 

それを見ていて、
ちょっと問題だなと思ったんです。

今日はそんなお話を。

 

 

 

司会者のことを「MC」と呼ぶのは
ご存知ですか?

MCってなんの略かご存知ですか?

 

MCとはMastre of Celemony の略。

その意味の通り、
イベント自体を司る人なんです。

イベント中はこの人の指示に
従いなさいよ、
という感じの存在なんです。

 

 

しかし司会といっても
万能ではありません。

 

もちろん綿密なリハーサルを
行った上での本番だと思うのですが、

そのイベントに対しての思いを
完璧に受け継いで
司会をしているのかというと、
それはまた別の話。

またちっちゃなトラブルに対しての
判断・動きなんかも司会者が行うのも
ちょっと違うかな〜と思います。

 

やっぱりそういうことは
司会者ではなく
主催者が判断するべき事だと
思うんですよね。

 

 

先日伺ったイベントでは、

開始時間が来たら
司会者がスタートしてくれました。

質問が来たら
司会者が対応してくれました。

終了時間も
司会者が判断してくれました。

 

しかしこれって本来は普通ではありません。

 

やっぱり司会者の横に
主催者側の人間が常に立ち、
判断を司会者に伝え、
司会者はそれを場内に伝える、
という流れが必要だと思います。

 

司会者はあくまでも
その会を司るだけの人。

責任者ではありません。

 

主催者が司会を兼ねるというのが
最も良いのでしょうが、
それもなかなか難しい話。

だったら司会者と責任者は
きちんと分けましょう。

 

 

開始時間が来たら
主催者が判断してスタートしましょう。

質問が来たら
主催者が判断して進めましょう。

終了時間も
主催者がちゃんと決めましょう。

 

 

司会者に必要以上の
負担を与えるのはNGなんですよね。

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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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