決めるのが仕事?

   

vol.1821

おはようございます!
平瀬楽器のヒラセトモキです。

 

 

イベントの仕事、舞台の仕事では、
ステージの進行管理を担当することが多いです。

うちの音楽教室の発表会やコンクールなんかでも、
この役割が多いです。

一般的にこの役割って
「舞台監督」とか「ステージマネージャー」って
呼ばれています。

なんとなく聞いたことありませんか?
「ブカン(ブタカン)」とか「ステマネ」っての。
あれです。

でも、そういう人たちが現場で何をしているのかというと、
実はきっちり決められたものはなく、
きっと皆さんご自身の判断で
いろんな形で業務をされているんだと思います。

実際のところぼくもそうなんですが、
ただ1つだけコダワリがあるんです。

ブカン・ステマネの仕事は1つだけだと思っています。

それは「決める」こと。

開場時間や開演時間を予定通りの時間で
進めるべきなのかどうか。

進行が早かった場合や遅かった場合に
どうするのか。

どのタイミングで指揮者を舞台に誘導するのか。

MCはこのタイミングで入れるべきなのか等々。

現場の流れに合わせて動きをどう作っていくのか
決めていくのがブカン・ステマネの仕事です。

もちろんステージ上の進行については
あらかじめ台本が作られていて、
それに従って動くわけですが、
いつも順調に物事が動くとは限りません。

何かトラブルがあったときにどう対応するのか。
そういうときに何を決めるのか。

それもブカン・ステマネの仕事です。
逆に言うとこれしか仕事がないんですよね。

ブカン・ステマネというと、
本番のときに舞台袖にいて時間を測ったりする人だと
思っている人が多いように感じます。

もちろんそれも仕事の一部ではあると思うのですが、
ブカンやステマネってタイムキーパーではないんです。

もしあなたがブカンやステマネという仕事を受けるのであれば、
少なくともリハーサルはきちんとお付き合いして、
大体の流れを頭に入れてから
自分の中で咀嚼をしていろんなことを決めましょう。

それをしないと何もできないんじゃないかなーと思うんです。

舞台の監督、ステージのマネジャーって、
結構色んな仕事をしているはずです。

なにができるのかなって目線で見てみると、
いろんなやるべきことが見つかるはずですよ。

 

 

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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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