さらう?
vol.1651
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
音楽業界の言葉でも、
ある特定の人たちしか使わないと
いうものがあります。
どういう理由があるのか
分かりませんが
確かによくよく考えてみると
この属性の人たちは普通に使うけれど
あの属性の人たちは全く使わないなぁ
という言葉があるんですよね。
今日はそんな話をしたいと思います。
●さらう
「楽譜・曲を練習する」という事を
「楽譜をさらう」「曲をさらう」と
言ったりします。
この語源は一体何なのかな~?と
調べたことがあるのですが、
実ははっきり意味はわかりませんでした。
しかし「おさらい会」のような感じで
残っている言葉なんです。
なので、何か似たような行動から来た
言葉ではなく、きっとちゃんとした
語源があるんでしょう。
とにかくこの「さらう」という言葉は
イメージ的にとにかく練習をする。
何も考えずに楽譜を練習すると
いうようなイメージです。
●オーケストラの人
で、この「さらう」という言葉は
オーケストラや吹奏楽の人たちが
使う言葉というイメージです。
ピアノの先生やピアニストが
この言葉を使っているのを
見たことがありません。
もちろんこれは文化なのでしょう。
意味はおそらくないと思います。
使っている方も
もしかしたらいるのかもしれません。
しかしこういった言葉1つとってみても
同じ世界の中でも
属性が違えば異なる文化を
持っているんだなぁということが
わかります。
●広い世界
音楽という世界は結構広いです。
1人でピアノに向かうのも
たくさんの人数でアンサンブルを組んで
演奏するのも音楽です。
どうしても自分の所属する属性の
音楽を聴きがちですが、
全く違うところに目を向けてみる
というのも新しい発見があって
良いのではないかなと思います。
折しも世間は連休最終日。
ゆっくりのんびりいろいろな音楽に
耳を傾けてみても良いのかもしれません。
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