爆笑のための情熱
vol.1633
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
昨日は落語会に行ってきました。
生の落語、ご覧になられたことありますか?
●舞台の順番
リアルの落語会は大抵の場合
キャリアの低いものから順番に
舞台に上がります。
1番最初の人は当然ですが
新人に近い人。
そこからだんだんと
ベテランになっていくわけです。
最初は新人さんですから
当然おもしろくありません。
定番のネタをやり、
大抵があまりウケないまま
短い時間で終わるわけです。
これはまぁどこに行っても
こういうもんですから
仕方ありませんし、
これも修行の一環なんでしょう。
お客さんもそれをわかって
見ています。
続いて出てくる2番手の人は
もう少しキャリアを
積んでいる人ですので、
少しずつお客さんの反応が
変わってきます。
お客さんの心を解きほぐし、
次に出る人にパスをする。
そんな役割なんでしょう。
そして最後はやはり
大爆笑で締めてくれました。
キャリアのある人は
安心して見れるというのも
もちろんあるのですが、
実際に面白いわけです。
同じことを言っているのに
なんでこんなに違うんかなぁ
というのを感じてしまいました。
●同じ条件
落語って基本的に
みんな同じ条件です。
舞台の上に座布団があって
そこに座ってしゃべる。
それだけです。
誰かが特別な道具を
持っているわけでもなく、
必殺技があるわけでも
ありません。
みんな同じ条件なのに
面白いと面白くないが出る。
これが非常に興味深いなぁと
思うわけです。
キャリアと言ってしまえば
それまでなんですが、
単純にキャリアを積めば
面白くなるのかと言うと
それはまた違うような気も
するんですよね。
●ピアノの発表会
これって、ピアノの発表会と
結構似ている部分があります。
舞台にはピアノが1台だけ。
それを使って演奏をする。
いたってシンプルです。
あの人は特別なピアノを
持ち込んで演奏するとか、
こっちの人だけは別の音が
鳴る機械を設置して演奏しましたとか、
そういう事は一切ありません。
それでもやはり
みんな同じではなく、
光る演奏や素敵だなと感じる演奏が
出てくるのが事実なんですよね。
これももちろん
キャリアに裏付けされる部分も
あるとは思うのですが、
そればっかりとは限らないと
思うんです。
●情熱
思うに、
情熱だと思うんです。
新人の落語家さんでも
ものすごく練習を積み重ねることで
ぐんと飛躍する人がいます。
これは情熱の賜物だと思うんです。
ピアノでも夢中で練習を重ねたお子さんって
年令に関係なく上手になりますよね。
芸ごとって単純にキャリアだけで
なんとかなるわけはなく、
そこに情熱を掛け合わせることで
結果が違ってくるのかなと思います。
キャリア☓情熱=結果
うん、わかりやすい方程式ですよね。
キャリアを上げていくのか、
情熱を上げていくのか。
もしくはどちらも少しずつ
上げていくのか。
そのやりかたによって
結果は少しずつ変わっていきます。
あなたはどう考えますか?
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