いろんな楽器に触れましょう

vol.1601

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。

おはようございます！

「ピアニストはピアノを選べない」

ってコトバ、聞かれたことありますか？

●楽器を選べない

トランペット奏者は自分のトランペットを演奏します。

ギター奏者も自分のギターを演奏します。

でも、ピアニストって自分のピアノを持って
移動することはほとんどありません。

そういう事ができるのは一部の大御所だけで、
一般的にはそのホールにあるピアノを使います。

なので、ピアニストはピアノを選べない、
と言われるんです。

これってつまり、
ピアニストはそのピアノと会うのは
その日が初めて。

その初めての日にそのピアノの
ポテンシャルを引き出して
演奏しないといけないので、
他の楽器奏者よりもハードルが
高めなわけなんです。

ピアニストって大変な仕事ですよね。

●いろんな楽器を弾きましょう

ピアニストは楽器を選べない、
というのは上記の理由からなんですが、

それってプロの方だけではありません。

アマチュアの方も同様に
ピアノを選ぶことは出来ません。

発表会やコンクールは
そのホールのピアノを
弾くことになりますもんね。

「本番はあのホールだから
先に借りて練習しておこう」

っていうのも前向きでいいと
思うのですが、

それよりもなによりも、
日頃から色んな楽器に
触れておくことが
出来てるほうがいいんですよね。

日頃触れる楽器って
どうしてもヤマハの楽器が
多いと思うのですが、

ヤマハ以外の楽器に意識して
触れることも重要だと思います。

本番はグランドピアノだけれども、
アップライトピアノにも
たくさん触っておくほうが
良いと思います。

とにかくいろんな楽器に
触れるというのが
演奏家にとって必要なこと。

たくさん触っていく中で、
このピアノはこんな感じ
というものをつかめるよう
になると思います。

プロもアマも関係なく、
色んな楽器に触れてくださいね！

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