学ぶ場としての発表会
vol.1561
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
昨日はある方の報告会に
参加させてもらいました。
●報告会
報告会というのは誰かの
体験を報告する会のこと。
特別な先生や有名な講師ではなく
同じような立場の人が
いろんな体験を通じて得た経験を
話ししてくれます。
また、そこでの気づきなんかも
共有できます。
そこで自分たちの行動を見直したり、
ヒントをいただいたりするわけです。
講演会やセミナーとは
ちょっと違うわけですね。
●発表会
楽器の世界には発表会と
いうものがあります。
これは一体何かというと
練習の成果の発表の場所という
位置づけです。
どちらかというと演奏者が
主体になって
私の演奏聴いてください
こんなにがんばっていますよ
というような
ノリが強いのかなと思います。
しかしこの発表会を
視点を変えて見てみると、
先程の報告会に似たようなものが
あるように思います。
●学ぶ場としての発表会
発表会で演奏してる人は
ピアニストでも講師でもなく
普通の人です。
我々と同じ立場の人です。
その人たちが
練習を積み重ねてきた成果を
発表する場所。
それを観衆は見聞きするわけです。
上手でした。
間違えずに弾けました。
もちろんそういう評価も
いいと思います。
でも、聞いている立場の人は
それを聞いて
どんなことを感じたか、
自分だったらどうするのか、
というのを考えてみては
いかがでしょうか。
プロの演奏家による
コンサートというのは、
曲が素敵だったとか
演奏が素晴らしかったとか
そういう評価があって
当然だと思います。
それはプロフェッショナルの
仕事だからです。
しかしアマチュアの場合は
そうではありません。
発表会って
演奏に取り組む姿勢を見たり、
成長を感じたりする場所
のはずです。
だったらそれを
自分たちの成長に
活用することだって
できるんじゃないでしょうか。
今日の演奏聴いて
どうだった?という自分への
振り返りの時間を
持ってみてもいいかもしれません。
自分だったらどんなふうに
あの曲と向き合って
練習を重ねるかな?
そんな事を考えてみるのも
いいかもしれません。
そうすると、
ただ単に参加者というよりは
学びの場所としての発表会
という可能性が
出てくるのではないかと思います。
せっかく聞くんだから、
ぼんやりと聞くのではなく、
自分のこととして聞いてみるのも
いいかもしれませんね。
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