配信コンサートの作り方(その1)

   

vol.1562

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。

おはようございます!

 
 

昨日夕方から約100分間に渡って
翌日に開催するコンサートの仕込み
作業をしていました。

 

普通のコンサートでも準備をするのは
まぁまぁなことなんだけど、
配信となるともう一つ大変です。

 

そこでこれから日曜日の記事として
配信コンサートの作り方を
ランダムに書いていこうと思います。

 

 

●配信とリアル

 

まず配信コンサートと
リアルコンサートの違いをお話します。

これは大きく違う部分と
それほどでもない部分とがあります。

 

まずはそれほど違わない部分。

 

それは演奏者が演奏するということ。

そしてその音は生で鳴っている
ということです。

 

これは配信だろうがリアルだろうが
変わりません。

ソロの演奏でもオーケストラでも、
演奏自体はリアルのときと同じです。

 

その鳴っている音を会場のお客様に
お届けするのがリアルのコンサートで、
画面の向こうにお届けするのが
配信コンサートというわけです。

 

 

●届け方

 

ただ、それ以外の部分となると
結構違ったりするんです。

 

たとえばその鳴っている音の届け方。

 

リアルの場合はなった音は何もしなくても
お客様の耳に届きますが、

配信の場合はマイクを使って集音し、
その音をデータに変えて送らないと
聞こえません。

 

これがひとつやっかいなところなんです。

 

もちろんスマホでもライブ配信は
できるのですが、

スマホのマイクが良く出来ている
といっても、それはあくまでも
個人ユースレベルの話。

演奏者の演奏や息遣いをリアルに
集めることができるかというと
それはまた別の話なんです。

 

なので、配信コンサートをしたいと思うと、
ある程度のレベルのマイクと
それを扱う技術が絶対必要になります。

 

演奏者(特にクラシックの演奏者)は、
表面だけを見ていると
いつもと同じように演奏するだけなので、
そのあたりがなかなか理解できないようです。

丁寧な説明と理屈を解説するのが
一番近道なのかなと思います。

 

 

次は、じゃあそのマイクの先は
どうなるの?っていうお話を書きますね。

 


 

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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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