できない自分に気づくこと
vol.1529
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
当店音楽教室で開催しているレッスンの中に、
ピアニストによる特別レッスンがあります。
そのレッスンは、
コンクールや受験の対策として
受講される方が多いのですが、
その一方で、
レッスンの内容はというと
実はめちゃめちゃ基礎的なことを
行っていることが多いんです。
●雑なことを知る
昨日からベヒシュタインの工房で
研修を受けさせてもらっています。
ドイツからやってきたアップライトピアノを
1からきれいに整備して、
出荷できるような状態にするというのが
研修の内容。
作業自体は国産のピアノでも
日々行っているような内容なので、
特別難しくないのですが
なかなか普段とは勝手が違ったりします。
というか普段の仕事が
雑になりすぎている自分に気づき、
ひたすら恥ずかしく
悔しい思いをしています。
●慣れに気付かされる
慣れって怖いですよね。
コレくらいでいいだろうが
定着してしまうと、「コレくらい」が
基準になってします
基本的には特別レッスンというのは
楽譜をちゃんと読めて、
そこそこちゃんと弾ける面々が集まる
レッスンなのですが、
大半の方は楽譜の読み方から
スタートしています。
やはり日ごろの慣れからなのか、
読み方が雑になっているんでしょうね。
音符や休符の長さ、
音楽用語の意味合い、
作曲者の意図するところなど
基礎的な部分からやり直しをする
というシーンをよく見ています。
●悔しいけれど
なので、特別レッスンを終えると、
もっと上手になりに来たのに、
こんな基礎的なことしかできなかったと
打ちひしがれている様子を
見受けることもありますが、
でも、環境変えることで
基礎の部分をもう一度見直す意味合い
というのは非常に強いのかなと思います。
もっともっと楽譜を緻密に見る必要性を
知ることも大事。
できない自分が悔しがることも大事。
それらを見つめ直すことができる
機会がある、というのは良いことなんでしょうね。
なんだか今回の研修で感じている
自分の姿と重なる部分が多いんです。
まず出発点。
ぼくも踏ん張ります。
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