やっぱり原理原則

      2020/11/12

 

vol.1523

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。

おはようございます!

やっぱり原理原則って大事だと
改めてそんなことを感じた
出来事がありました。

 

●同じことやってる!

 

今度、人前で話す機会を
いただきました。

それに向けて、うちの会社がこれまでに
一体何ができてきているのかなあと
ぼんやり考えていました。

 

 

経営指針書を作り、
それを繰り返し用いること。

翌年になったら作り直し、
みんなで共有し、またそれを使う。

 

いろいろな研修に通い、
少しずつスタッフにも広げ、
自らももちろん通い続ける。

 

 

ここで気がついたんです。

 

いまやっていることって、
数年前に教えてもらった

ちゃんとしている経営者の誰かが
やっていたことそのものなんです。

 

当時はそんなことうちには
できるわけないと思っていました。

しかし回り道を繰り返して
振り返ってみると、
結局同じことをしていたことに
気が付きました。

 

なんであの時もっと早く
同じ道を行くと意思決定
できなかったんだろうと自分の
愚鈍さをちょっと恨みます。

 

●まずは基本

 

昔、ある管楽器の修理工房で
体験入学のようなことを
させていただいたことがあります。

 

すでにピアノの技術者では
ありましたが、
管楽器の技術は全く初めて
ということで、

ヤスリの使い方を1番最初に
教えてもらいました。

 

銅製の棒を1本渡され、
これを先がとがるまで削れという
指示でした。

最初はヤスリと棒を両手に持って
ゴリゴリ普通に削っていたのですが、

ヤスリを机の上に置いて削った方が
疲れないのではないかと
思い、やってみたんです。

 

するとすぐさま工房の社長から、

まずは基本通りやりなさい。
応用は後からでもできる。

と、やんわりダメ出しを
いただきました。

 

その時の記憶が鮮明に
残っています。

 

●近道なんですよね

 

やはりすべては原理原則。

遠回りに思えるかもしれませんが
振り返ってみるとそれが1番の
近道なんでしょう。

 

 

楽器の練習も全く同じです。

できないところから
少しできるところに行くまでが大変。

そしてそこまでいってからは
繰り返し行うことが大切。

 

 

昨日はたまたまでしたけれど、
ほんとにほんとに当たり前な
原理原則というところに
気づけたことが
良かったなと思っています。

 

もっと実直に、もっと愚鈍に
いろんなことに取り組んで
いければと思います。

 


 

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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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