おでこで鍵盤ハーモニカ
vol.1494
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
最近少なくなりましたが、
音曲漫才というジャンルが日本では盛んでした。
このジャンル、ご存知ですか?
●音曲漫才
漫才というと2人の人がマイクを前に
並んで立ち、
面白いことを話すという話芸。
その中で替え歌なんかも
挟まれたりするのですが、
そういった音楽の部分に
スポットライトを当て、
特化したのが音曲漫才です。
イメージとしては
ギターや三味線を持って
マイクの前に立ち、
歌ネタを中心に
進行していくというもの。
当然ですが演奏や歌が下手では
成り立たない、
しかもおもしろくないと
普通の音楽になってしまう
という非常に難しいジャンルです。
●おでこで鍵盤ハーモニカ
YouTubeをみていてたまたま見つけたのが
この「めおと楽団ジキジキ」。
古い形の音曲漫才を継続しているちょっと珍しい夫婦漫才です。
ご主人の方はギターを弾きつつ進行し、
奥さんのほうが歌を歌ったり、
いろんな鍵盤楽器を駆使して
面白いことをするというのが基本形のようです。
そんな中で鍵盤ハーモニカを使う
シーンがあったのでご紹介。
一回目は鍵盤ハーモニカで
トルコ行進曲を演奏というシーン。
多くない鍵盤数で、
しかも片手でトルコ行進曲の
早いパッセージを弾く姿は圧巻。
基本的に演奏が達者じゃないと
おもしろいうことはできない、
というのを感じさせてくれます。
そしてその次は鍵盤ハーモニカで
「男はつらいよ」を演奏するのですが、
おでこで演奏されるんです。
これがなかなか興味深い。
黒鍵だけで演奏できているんでしょうけど、
上手にごまかしつつ演奏をされています。
楽譜をよく研究して、
これなら黒鍵だけで弾けるんじゃない?
↓
ということは指を使わなくても弾けるんじゃない?
↓
おでこでやってみよう!
となったんでしょうね。
研究の成果ですよねー。
決してメジャーな方々ではありませんが、
とっても興味深かったので
ぜひご覧ください(^^)
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