伝わりにくいが当たり前なの?

   

 

vol.1449

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。

おはようございます!

昨日はIT関係の会社をしている友人と
補助金について少し相談をしました。

いろいろやりたいことがある、
ということと
実際にできることとは違うので
そこらへんを専門家から話を聞く
という機会を作ってもらいました。

 

理路整然と説明してくれて、
やっぱりIT系の人って賢いな~と
感心しちゃいました。

 

●理路整然と説明できない自分

 

昼からの話です。

初めて調律をさせていただくお宅に
お伺いさせていただきました。

そのピアノはここ10年ぐらい
きちんと調律をされているのですが、
諸般の事情で今回弊社に調律を
ご依頼いただきました。

 

実際にさせていただくと
特に問題は無いのですが、細かな「ん?」と
いうところがいくつかありました。

 

もちろんそれらは作業の中で
直していくのですが、
この「ん?」をどうやって
伝えたらいいのかなというのを
いつも悩みます。昨日も悩みました。

 

●伝わりにくいが当たり前になっちゃだめ

 

調律の仕事というのは
音を合わせるというだけではなく
タッチを揃えたりする作業も含んできます。

それらには明確な基準の寸法が決まっていて、
その寸法に合わせることが重要に
なってきます。

 

しかしそんな寸法がどうのこうのと
お客様にお話ししたところで
絶対伝わりませんし、

それが一体何の意味を成すのかまで
きちんと説明しようとすると、
ピアノ全体の話をしないといけないので
時間がものすごーくかかります。

 

なので、どうしてもはしょってしまい
結果的に伝わりにくいということに
なるのかなと思います。

 

 

午前中に話をしたIT企業の友人は
理路整然と説明をしてくれました。

それはITだからというわけではなく
おそらく言葉の使い方が
分かりやすかったんだと思います。

 

我々も専門色の強い楽器という
仕事だから、
わからなくていいや、ではなく

わかってもらう努力をしなきゃ
いけないんだろうなぁというのを
感じました。

 

 

いらん頭を使ったので
昨日はちょっとヘロヘロでした。

もっともっとこういう風な
頭も使っていかなきゃ
いけないなーと思います。

 

 

 


 

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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

 - 調律のこと