シルバーポリッシュは体で覚える

vol.1448

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。

おはようございます！

昨日は音の相談窓口に
楽器のお手入れのことで
相談に来られた方がいらっしゃいました。

●お手入れ相談

お子さんが学校の吹奏楽部で
トランペットをやっているとのこと。
先だってマイ楽器を買われたそうです。

とてもとても大事にされている
そうなんですが、

ご本人は手にたくさん汗をかく体質だそうで、
早速サビみたいなものが
浮いてきているとの事で
相談をしてくださいました。

その方が注文されていたのは
シルバーポリッシュだったのですが、
シルバーポリッシュって
なかなか説明が難しいものなんですよね。

●シルバーポリッシュの使い方

シルバーポリッシュの使い方自体は
とても簡単で、
ぼろ布に数滴落として磨く、
それだけなんですが、

使用するには
ちょっとしたコツがいります。

例えば、量は多すぎると
伸びきらなくて余ってしまって
大変なことになったりしますし、

細かい部分に入ると
取れなくなって固着することも
結構あります。

とはいえ、このあたりは
実際にやって経験して覚えていくこと
なんでしょうけども、

できたら最初から教えてあげたいなと
思い、昨日はいろんなお話を
させていただきました。

けれども、
実際にお伝えすべきはご本人で、
お母さんに伝えたところで
伝わらないわけです。

もしかしたらかえって心配事を
増やしたかなぁと
少しだけ反省をしていたりします。

●ノウハウ

ノウハウをお伝えするというのは
一言で言うととても簡単なことですが、
本当のノウハウと、経験すれば覚えること
というのは

もしかしたらきっちり切り分ける
必要があるのかなと思ったりしています。

例えば
ピアノで言ったらハノンや
管楽器で言ったらスケールの練習のような
指の訓練はいくら頭で覚えようとしても
無理です。

どうしても体で覚えないといけない
部分があります。
頭で理解はできても体得はできない
ですよね。

こういったある意味の根性論の
ような部分というのは
ノウハウではなく経験で
身につけるものです。

自分自身も伝える側として
その辺りをもう少し切り分けて
お話をした方が良いのかなーと感じた
昨日の接客でした。

やはり自分の経験が最強ですもんね。

★毎日発行メルマガ「音楽で、この町の笑顔を増やします。」発行中！登録してくださいねー