オンラインレッスンについて考える

vol.1324

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。

おはようございます！

新型コロナウイルス感染拡大の影響で
在宅ワーク・テレワークが
非常に流行っています。

と同時に、レッスン場に通うことが
当然だった
我々のような音楽教室事業にも
オンラインレッスンの波が押し寄せています。

●オンラインでお仕事

現在三田市役所ではテレワークの
実験をしていると聞きました。

これまでやったことのないことを
行うためには、
少なからず実証実験を行ってから
というのはアタリマエのこと。

でも、今回のように突然起こった
トラブルに対応するには
あまりのんきなことは言ってられません。

一般企業各社は
突然のテレワーク対応を迫られ、
ZOOMやTeams、Remoやskypeなどの
オンラインミーティングツールを
どんどん使っていっています。

仕事がオンラインになるのと並行して
セミナーのようなものも
オンラインに移っていっています。

これはある程度然るべき流れなのかな
と思います。

●オンラインレッスンは？

では音楽教室はどうでしょうか？

オンラインレッスンというのは
先人がいろいろなことに
トライしてきてくださった歴史があります。

NTTの専用回線を用いて遠隔で
ピアノを操作する、というような
大掛かりなものから、

単純に画面を共有するだけの形まで
様々な形でレッスンが可能かなとは思います。

ただ、セミナーと楽器のレッスンの
大きな違いは音色の重要性にあります。

ただ単に間違わずに弾いているかを
確認する程度であれば、

テレワークで使われている
ビデオ通話のアプリを使えば
すぐにでも可能です。

しかし楽器の練習の多くは
「いい音」を出すためのもの。

この「音色」を届けるには
オンラインレッスンでは少々困難なんです。

というのも、スマホのマイクとスピーカーでは
どうあがいても
リアルな音を届けることが出来ません。

また、通信回線の状況で遅延も音痩せも
生じてしまいます。

どうしてもこれは避けれない障壁です。

では、オンラインのレッスンは
不可能なのでしょうか？

個人的には無理ということはないと
思っています。

知識とある程度の設備を整えること、
そして出来ることと出来ないことの
切り分けを明確にすることで
可能な範囲が広がるのではと思っています。

これからしばらくはレッスンも全休講。

お店も開店休業のような状態になります。

この時間を利用して、このあたりを
少し研究してみようかなと思っています。

また新しい研究材料が見つかりました（笑）

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