音楽≦奏法
vol.1321
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
twitterをぼんやり見ていると、
こんなツイートが目に付きました。
これ、ホンマに正しいと思います。
若いうちだけ楽器が吹けていればいい人は、奏法が間違っていようがいい音が出ていればOK。歳とっても楽しく吹きたい人は、奏法にはイチバン気を使って練習してください。後になってから若かりし頃の自分を恨むことがないようにしましょう!
— 吹奏楽部(トロンボーン)bot (@trb_8420) April 5, 2020
●音と奏法
どんな楽器でも正しい奏法があります。
しかし、その奏法じゃないと
音が出ないかというと
そうではありません。
全然別の形や別のアプローチであっても
ステキな音が出たり、
素晴らしい演奏ができる人も
いらっしゃいます。
音楽は音楽そのものの美しさや
素晴らしさを評価するものです。
奏法の正しさは
それほど重要ではありません。
…なんてことはなく、
やっぱり奏法も正しいほうが
絶対いいんですよね。
●投球フォーム
プロ野球が始まる前に
「今年は投球フォームを少しいじってます」
みたいなことを話されているのを
ご覧になったことがありませんか?
ぼくは野球にそれほど明るくないので
詳しくはわからないのですが、
ボールの握り方を変えたり、
手の角度を調整したり、
ボールを離す位置を少し早めにしたり、
と細かな調整を
プロのピッチャーの方は
やってらっしゃるようです。
本当は小さい頃から慣れ親しんだ投げ方が
一番しっくり来るはずなのに、
身体に染み付いているはずなのに、
あえてそこを触ることで結果(投球)を
変えようとされているんです。
これってすごい努力だと思いませんか?
●奏法ってめっちゃ大事
ピアノという楽器は鍵盤を押せば
誰でも音が出る楽器です。
誰でも音が出る楽器なのにも関わらず、
音色の違いがでる楽器なんです。
トランペットでもサックスでも
同じ楽器でも人によって音色が違うんです。
これが生の楽器のおもしろいところ。
電子楽器では逆立ちしたって
対抗できないところなんです。
でもその域に達するには
まず正しい奏法を身につけることが大切。
「音が出る」というところに満足せず、
「正しく音を出す」というところに
意識を持っていくことが
大切だと思います。
ただし、奏法の研究・改善は
相当根気がいる作業です。
なるべく早くそこの大切さに
気づいてほしいですし、
なるべく早くそこに
手を付けたいものですよね。
比較的時間のある今だからこそできること、
なのではないでしょうか?
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