録音した自分の声を変だと思ったことありませんか?
vol.1249
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
録音をした自分の声を聞いて、
こんなの自分の声じゃない!
なーんてびっくりした経験、
皆さんあるんじゃないでしょうか?
自分の声のはずなのに、
そうじゃなく感じるこの理由は
一体どこにあるかご存知ですか?
●音は空気の振動です
理科の授業で習ったと思いますが、
皆さんが音として認識しているものは
空気の振動です。
空気の振動が鼓膜に伝わり、
それが脳に到達して音として
認識されるわけです。
しかし、自分自身から発生される音は
まず自分自身の骨や身体に共鳴します。
そして、直接的にその音を聞いています。
骨伝導というやつですね。
つまり空気の振動として身体から出る
直前に聞いているわけなんです。
身体の外に出る前の音と
身体の外に出てからの音とでは
若干の違いがあります。
振動を身体で直接聞いているかどうかは
大きな違いですよね。
この違いが違和感になるわけです。
●慣れが必要
ではこの違和感を少なくするためには
どうしたら良いのでしょうか。
そもそも伝達の経路が違うので
根本的な解決法はありません。
端的に言うと「慣れ」しかないわけです。
しかし、日ごろからしっかり声を出すこと。
つまり息をしっかり吸って、
腹から声を出すという行為を
繰り返していくと、
このズレが幅が小さくなっていくと
いうように言われています。
きちんとした声を出す
↓
その声に自分自身が慣れる
こういう流れですね。
●音程は大事
例えば歌を歌うにしても
か細い声で歌っていては
正しいピッチでは歌えませんし、
思っているような音色は出せません。
これは楽器の演奏と同じです。
美しいppの音を出せるようになるには、
まずはある程度の音量で
正しい音程で、美しい音色を
出せるようになってからなんです。
ただ、普通の人って合唱を本気で
取り組んだりしない限り
音程を意識することってほとんどないのが
実情なんです。
そこで、ちょっとおもしろい商品が
発売されました!
KORGのボーカル用のチューナー
VPT-1というものが発売されたんです。
もちろんこれはボーカル専用ですので
いろんな機能が詰まっているのですが、
こんなの使わなくても、
普通のチューナーでも音程は取れます。
なので、普段からこういうものを使って
正しい音程を意識することで、
自分の声に対する違和感が
和らいでいくのかもしれません。
どうしても気になるという方は
こういうものを使って
トレーニングされてみてもいいかもしれませんね!
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