仕事で大切なことをコンサートで学ぶ
vol.1219
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
昨日はあるコンサートに
お客さんとして参加させてもらいました。
お客様目線でのコンサートで
最近はあまりないので新鮮でした。
●仕事と重ねて聞いてみた
お客さんとして伺う時は
いろいろ考え事をしながら
聞くことが多いのですが、
昨日はなんとなく自分の仕事と
重ねて聞いていました。
例えば「演奏がずれる」という事は
一体どういうことなのかな?と
考えたわけです。
演奏がずれるという事は、
お互いの演奏が聞けていないということ。
自分の楽譜にいっぱいいっぱいに
なっているということ。
つまり自分のやる事に余裕があれば
他の人の演奏も聞くことができ、
もし演奏がずれた時でも
対応ができるという事になります。
つまり余裕を持って臨めているどうか
というのがすごく大事だというわけです。
まぁ当たり前のことですけどね。
●指揮者の仕事
例えば指揮者という仕事は
自分の思っている音楽ができるように
各楽器の音量や演奏方法を調整します。
みんながみんなきっちり演奏できていれば
それでいいのかというとそうではなくて、
ここではトランペットが
もっと出てきてほしいとか、
クラリネットのパートがきちんと
合っていなければ
もっと細く練習しろという
指示を出したりします。
もちろん合奏練習に入る前に
個別に指示を与えていれば
それで済む話なのかもしれませんが、
みんなの前で指示を与えるからこそ
お互いのやってる事をより理解できる、
そういう働きもあるのかなと
思ったりもします。
●仕事も一緒
これって仕事でも一緒なのかもしれません。
余裕を持って仕事に臨めていれば
他の人の動きもよく見えますし、
個別に指示を与えていては
誰が何をやってるかわからない状況に
なってしまい、
かえってよろしくないかもしれません。
社長って指揮者で、
経営指針書って楽譜だなと
思うことがあります。
それをまさに生の演奏聴きながら
感じました。
これは吹奏楽でも、オーケストラでも
バンドでも全部一緒。
大きかったとしても小さかったとしても
それは1つのコミュニティです。
その1つのコミュニティの中で
いろんな問題が生まれ、
お互いのコミニケーションで解決していく。
その過程が演奏活動なんだと思います。
で、出来上がったものをお客さんは
楽しませてもらっているんですよね。
演奏で大切なことは楽器同士の関わり。
仕事では人と人との関わり。
なんか、そんなことを改めて
感じさせてもらった演奏会でした。
そんな目線で聞くことは少数派かも
知れませんが、お試しあれ。
新鮮な発見があるかも知れませんよ。
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兵庫三田ピアノアカデミー
日 時:2020年2月9日(日)13:30開演
全国各地から集まった生徒さんによる一年間の成果披露コンサートです。 どんなコンサート?と気になった方は、こちらの記事をチェックしてください! |
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