オータムコンサートの舞台裏で感じたこと

   

おはようございます!
平瀬楽器のヒラセトモキです。

先日開催したオータムコンサート。
今年は例年以上に舞台転換が大変で、
舞台袖はバタバタの連続でした。

出演者が多く、楽器もジャンルも幅広かったため、
どうしても転換に時間がかかる場面が多かったのです。

それでもできるだけお客様に飽きずに
楽しんでもらえるように、プログラムはジャンルや楽器を
混ぜ合わせて構成しました。
結果として、クラシックもポピュラーも楽しめる
バラエティ豊かなステージになったと思います。

当日は私と新しく入ったスタッフで
舞台転換を担当しました。

彼女は吹奏楽部出身で譜面台の扱いとかには
慣れていましたが、マイクやケーブルには不慣れ。

そこでリハーサルから本番までの間に、
ケーブルの扱いや巻き方を実践で学んでもらいました。

最初はぎこちなかった手つきも、
終演後の片付けではすっかり上達していて、
一日の成長を目の当たりにしました。

この経験は、発表会に挑む生徒さんたちの姿とも重なります。

日々の練習を積み重ねてステージに立つ。

その努力が少しずつ実を結んでいく姿は、
大人も子どもも変わりません。

楽器の上達も人の成長も、
薄い紙を一枚ずつ重ねるようなもの。

すぐに結果は出なくても、
確実に積み重ねは力になっていきます。

私自身も舞台転換のドタバタを通じて学びがありました。
もちろん大変ではありましたが、
その分得るものも大きかったコンサートでした。

次回はさらに良い発表会にできるよう、
スタッフ一同で準備を進めていきたいと思います。

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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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