Zoom会議は簡単。でもハイブリッド配信はなぜ難しい?

   

こんにちは、平瀬楽器のヒラセトモキです。
今回は「Zoomで会議はできても、ハイブリッド配信でつまずく理由」についてお話しします。


Zoomは手軽で便利

今や誰もが使ったことのあるZoom。
パソコン1台あれば、内蔵のカメラとマイクで簡単に会議や打ち合わせができます。録画して後で活用することも可能で、便利さは抜群です。


つまずきやすい“ハイブリッド配信”

ところが、会場とオンラインを同時につなぐ「ハイブリッド配信」となると、
一気に難易度が上がります。
最大の原因は ハウリング

会場の音をマイクで拾ってZoomに送る
→ Zoomの音をスピーカーから会場に流す
→ その音を再びマイクが拾ってループしてしまう。

この繰り返しで「キーン」と耳を刺す音が発生するのです。


音の切り分けが鍵

実はこれまでに学会やイベントでZoomのハイブリッド配信の
サポートを行ってきました。
どの場合もポイントになるのは 音の切り分け

Zoomからの音を会場に返すとき、
不要な音が再びZoomに戻らないよう、
ミキサーを使ってルートを整理する必要があります。
ライブの現場で行う「モニターの音作り」と同じ考え方です。


専門業者に任せる選択肢も

仕組みを理解すれば対処は可能ですが、初めてだと混乱しやすいのも事実。
大事なイベントで失敗できない場合は、音響業者に依頼するのが安心です。

私たち平瀬楽器でも、音響と配信の両方をサポートしています。


まとめ

Zoom会議は誰でも簡単にできますが、ハイブリッド配信には独特の難しさがあります。
鍵となるのは 音のルーティングを整理して、ハウリングを防ぐこと

ちょっとした工夫でトラブルを避けられるので、ぜひ次回の配信に活かしてみてください。


👉 イベントや配信に関するご相談は、どうぞ平瀬楽器までお気軽に。

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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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