秋は見せ場、春は戦場。音楽教室スタッフのリアル

   

こんにちは、平瀬楽器のヒラセトモキです。
今回は「秋は見せ場、春は戦場」と題して、
音楽教室スタッフのリアルな舞台裏をお届けします。


秋の音楽教室は本当に忙しい?

「秋はイベントシーズンで音楽教室も大変でしょう?」とよく聞かれます。
実際、9月はオータムコンサート、10月はブルグミュラーコンクール、
11月はエレクトーンのコンクールと、大きなイベントが毎月のように続きます。

加えて、60歳以上の方向けキャンペーンや体験レッスンの受付、
新教材の発注なども重なり、確かに外から見るとにぎやか。
ただし、スタッフ目線では「適度に忙しい」くらいの感覚です。


本当に大変なのは春

一方で本当の“戦場”は春。
3月から5月にかけては、体験レッスンの急増、
ヤマハの発表会、学年の変わり目による退会や進級対応が一気に押し寄せます。

さらに、生徒さんの進級や進学、保護者の生活環境の変化も重なり、
教室全体がピリピリ。
スタッフも先生方も、この時期は体力も気力も大きく消耗します。


バランス感覚が求められる秋

秋はイベントが多い分、
ステージに立つ生徒さんの“見せ場”が増える季節。
私たちスタッフにとっては、慌ただしさの中にも良いバランスがあり、
春に比べれば落ち着いて準備に取り組める時期です。

ただし、平瀬楽器は音楽教室だけでなく
PA(音響)業務も行っているため、秋冬は外部イベントの依頼も増加。
スタッフの配置や役割分担に頭を悩ませながらも、
できる限り「ワンオペにならない」よう心がけています。


まとめ

秋は確かににぎやかでイベントが盛りだくさん。
でも「秋=大忙し」というよりは、
「春こそ本当の戦場」というのがスタッフの実感です。

季節ごとの忙しさの違いも含めて、
音楽教室を支える裏側を少しでも感じていただけたら嬉しいです。


👉 あわせて、教室やイベントについてのご相談は平瀬楽器までお気軽にどうぞ。

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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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