時計にひと工夫
初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。
こんにちは~♪
子育て中のお父さんお母さん、毎日お子さんに
どんな言葉をかけていますか?
はやく!はやく!
うちの家の中でも毎日聴こえてくる言葉は「はやく!はやく!」です。
朝は子どもたちに保育園へ行く準備をさせるために!
夜はお風呂に入る前に、そして寝る前の歯磨きタイムにも
「はやく!はやく!」が飛び交っています。
教室でも保護者の皆さんから「うちの子のんびりしてて
いつも練習に自分からやってくれないから困ってるんです」と
悩みを伺うことが多いです。
集中力の持続時間
確かに自分からなんでも進んでサッサっとこなしてくれれば
とってもありがたいですが、子どもの集中力というのは
幼児の場合「年齢+1分」程度、小学生でも「学年×10分」と言われています。
そのためやり始めたことに最初は集中できていても5分くらいで他のことに
気をひかれてしまうわけです。
ガミガミ言って練習を始めてもすぐに飽きてしまうのは集中力の
問題なのかもしれません。
ちなみにおとなの場合は約90分程度、でも興味のあることになるとさらに
30分くらいはプラスされますので約2時間くらいは集中できるということです。
時間を感じられるように
またおとなは目の前のこと以外に先のことを考える、予測します。
先のことを考えると「はやくしてくれなきゃ困る!」という
気持ちがありますので子どもたちに「はやく!はやく!」と言ってしまうのです。
でも子どもたちはまだまだ経験上何分も先のことを予測することが
できません。
ではどうすれば「(おとなが)やってほしいこと」をさっさとこなしてくれるのでしょう。
わたしは「時間の管理」が必要だと思います。
子どもが小さなうちからアナログ時計を利用して時間の管理ができるように
するといいと思います。
子育てサイトには数字を理解できていないお子さんにも有効な手段として
好きなキャラクターや絵を時計の文字の横に貼り付け、日常から目に入るようにすると
いいとありました。
すると「○○のところに長い針がこんにちはするまでに」などという表現ができます。
姪っ子には小さなころから「3のところまでに準備しよう」「6まで待っててね」と
言うと何度も時計を見るという行為をするようにはなってくれました。
もちろん今でも「はやくして!」という言葉が家の中からなくなったわけでは
ありませんが、おとなが時計を意識する言葉がけをすると時計を見る習慣は
身についたようです。
まだまだこれからですが、家族みんなで子どもたちがもっと時間を
意識できるように言葉がけしていきたいなと思っています。
皆さんも試してみて下さい!
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