揃えるところから始まること
vol.1137
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
昨夜は経営者の勉強会でした。
●会社訪問
昨日伺ったのは神戸を中心に
全国で10店舗程度のお店を持って
営業をされている高級紳士靴屋さん。
そこのクツが素晴らしいのは
当たり前なんだけど、
会社が素晴らしかったんです。
何が素晴らしいかというと、
徹底した環境整備。
整理・整頓・清潔をキーワードに
社員さんがみんな取り組んでキレイにしている
社内、倉庫、そして店舗を見させてもらいました。
いろいろな工夫がされていて、
その全部はいきなりマネはできないけれど、
少しだけでも、そのマインドだけでも
やってみたいと思える会社さんでした。
●整頓は整えること
中でもストンと落ちたのは、
整頓というコトバ。
整頓とは、整理(=捨てる)したものを
使いやすいように
形や向きや数を揃えたりすること
なんだそうです。
この「揃える」というところを社員皆さんが
同じように取り組むことで
みんなの心が揃ってくるんだと
おっしゃっていました。
●音楽だって揃えるのは大切
音楽で「揃える」というと
アインザッツの大切さがよく言われます。
アインザッツとは、
吹奏楽やオーケストラなどでの一斉奏のときの
頭の音をあわせることを指します。
ここがきれいに揃うと観客は
いい音だと感じますし、
ここがバラバラだと、
全体的に締まりのない演奏に感じるんです。
これは100人のオーケストラでも
5人のアンサンブルでも一緒。
揃うこと、合わせることが大前提で、
それ以外は基本的にだめなんです。
●ピアノでも
もっともっとミニマムな状況だとどうでしょうか?
たとえばピアノの場合。
右手と左手を合わせることが大切です。
あっていると思っても微妙にずれたりするのが
人間の体のめんどくさいところ。
そこを訓練でいい状態に持っていく
必要があるんです。
なぜ揃えるのか。
それはいい演奏をするために、
いい演奏を聞いてもらうために揃えるわけです。
これって文房具の数を揃えたり、
置き場所を決めておいたりするのと
同じですよね。
「揃う」というキーワードでも
日々の暮らしと音楽には共通点が
たくさんあります。
いい演奏をするためにも、
まずは身の回りからキレイにしていく
なんてのも必要かもしれません。
とりあえずぼくも
目の前の書類の山を何とかするところから
始めます、はい(笑)
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