お子さんにピアノを練習させるためのコツ
初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。
こんにちはー♪
雨が降るとお買い物に行くのも大変ですね。今日は母と車でお買い物に行きました。
小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では、こんな雨の日はちょっとしたお買い物に出かけるのにも時間がかかって大変だろうなと思いました。
そんな忙しい毎日の中、お子さんの習い事の宿題はどうされていますか?
言わなきゃ練習しないのは当たり前
小学生低学年くらいまでのお子さんの場合、学校や習い事の宿題をなかなか自分から進んでやってくれる子は少ないと思います。
当店でも教室に通っていただいている4歳5歳の幼児の保護者の皆さんから「うちの子は練習してくれない」「言わないとやらない」というお悩みを伺います。
言われなければ練習しないのは4歳や5歳までは当たり前です。毎日やりたいこと、気になることが身の回りにたくさんあります。特に最近はスマホで動画を見たり、ゲームができます。自分が好きなことはいつまでも何度も繰り返しやっていると思います。
うちの子だけと思わずに「練習しよう」「練習できた?」と根気よく声をかけてあげてください。
習慣にしましょう
保護者の皆さんからご相談いただいた際は、今までたくさんの生徒さんを見てきたスタッフから様々なアドバイスをしています。
その一つがお子さんには少しでも毎日練習することを習慣にしてください。
朝起きて顔を洗う。ご飯を食べたら歯磨きをするなどは毎日の習慣だと思います。それと同じように考えて、ピアノレッスンの宿題を毎日決めた時間に行うことを日課にしてください。幼稚園や保育園に通っているうちは宿題がありません。小学生になって宿題が増えても時間のやりくりができる子になってくれます。
また、レッスンで新しい曲に入った時にはなかなか弾けなくて練習を嫌がることが多いと思います。
弾けない=楽しくない→練習しない→弾けないの悪循環に陥ります。
できるだけ内容が簡単なうちに練習を日課にして、毎日少しの練習で弾けるようになる。弾けるようになると楽しい!という感覚を持ってもらいたいと思っています。
環境を整えてください
進んで練習できるようになるまでは保護者の言葉がけが大切ですが、もう一つ大切なことがあります。
それは「やりたい時にすぐにできる環境」を整えてあげることです。
ピアノはいつも所定の場所で座ればすぐに弾ける状態になっていますか?もちろんそれぞれのご家庭の事情はあるかと思います。しかし、ピアノを弾きたい思った時に、誰かに声をかけなければ弾けない環境では、お子さんは進んで弾いてくれないと思います。
ピアノカバーがかけてあるなら鍵盤が見えている状態にしておくこともいいと思います。
CDなど音源を使って練習できる宿題なら、CDプレイヤーをピアノのそばに置いておくとご本人が自分で操作できるので練習もはかどると思います。
机の上を片付けておきましょう。机の上が散らかっていると、片付けてからやることになるのでお子さんはワークなど書く宿題に取り掛かるまで時間がかかってしまい、やる気がなくなったり、集中力がなくなります。
4歳5歳くらいまでは、できるだけ短時間で練習に取りかかれる環境を整えてあげてください。
保護者の皆さんが練習しなさいと声をかける以外に、もうひと手間かけるとうまくことも多いです。
ぜひお試しください。
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