出る・出す・聞く・引く

   

vol.1097

 

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!

 

芝居を経験して改めて感じたことなんですが、
お芝居でも、人間社会の生き方でも、音楽でも
根っこの部分は一緒なのかもしれないな
って思うんです。

 

●目立つ・目立たない

 

例えばお芝居の場合、
この人が目立つというシーンでは、
その人以外は目立っちゃいけないわけです。

出る人と出ない人が明確に分かれるんです。

そうすることでお客さんにもわかりやすく伝わるし
飽きがこないわけなんです。

 

 

例えば人間社会の場合、
我が我がとデシャバリすぎると
いろんな摩擦が生じますよね。
これは皆さんよくご存知の通りだと思います。

 

また、聞き上手の方は話し上手のように
思われるというのも、
そのままの通りなのかなと思います。

 

結局、

今は聞くタイミング、
今は話すタイミング、
今は出るタイミング、
今は引くタイミング、

というのを自分の中で
きちんとコントロールできている人ほど
聞き上手でありますし、
結局話上手に映るんだと思います。

 

●音楽では?

 

音楽の場合。

これはジャンルにとらわれず共通するのですが、
合奏の中でソロを受け持つ人の音楽に
耳を傾けるのは当然なんです。

周りの人たちは音量を抑える事も
気にしないといけません。
そして、そのソロの人のジャマをしては
いけません。

 

1人でピアノを弾いてる場合も同じです。

右手でメロディーを弾いているときに
左手の伴奏が大きすぎると、
いびつな音楽になります。

 

この調整、つまり「音楽を聴く」という事が
かなり重要なウェイトを占めているんですよね。

 

●聞くこと・引くこと

 

これができていないと、

お芝居ではメリハリのないお芝居になりますし、

人間社会では円滑な人間関係は作れないでしょうし、

音楽ではどこを聞いていいのかわからない
音楽が出来上がってしまうことでしょう。

 

やっぱり、出る・出す・聞く・引く、
こういう感覚、こういうメリハリって
大切なんでしょうね。

 

他のことにも共通するのではないでしょうか?

 

 

 

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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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