湿気でよくなるものもある?

   

vol.1067

 

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
今朝はラジオを聴いていると、
パーソナリティの方がこんな話をしていました。

 

●湿気でよくなるもの

 

梅雨が始まって湿気の多い季節は嫌ですよね。
洗濯物も乾かないし。

でもこの梅雨の季節を喜んでいる人もいます。

例えば尺八を吹いている人は、
湿気が影響して音色が良くなるそうです。

篠笛を作っている人は湿気がある方が
良い楽器が作れるそうです。

 

一般的に楽器にとって湿気というのは
悪影響与えるものだと思っていたのですが、
一概にそうは言えないんですね。

 

●湿気で悪影響

 

例えばピアノだと、湿気の影響で
内部のいろんな箇所に使われている
フェルトが湿度によって膨張し、
アクションの動きを悪くすることがあります。

 

また金属部分に湿気が影響し、
サビの原因にもなったりもします。

 

当然ですが木材部分も湿気を吸って
膨らみますので、
少なからずアクションの動きや音色に
影響を与えることになります。

 

 

もともとヨーロッパで作られた楽器
ということもあって、
ピアノは湿気があまりないことが
前提にされています。

 

ですので日本のような湿度の高い地域で使うには
あまり適していない楽器なんです。

 

逆に尺八は日本で作られた楽器です。

ですので、湿度の高いこの環境に
適しているんだと思います。

ですので湿度がある方がいいんでしょうね。
(このへんはよくわかりませんけど)

 

●湿気は悪、ではない

 

どうしても湿度が高いこの季節。

盲目的に湿度は悪だと決めつけているな
と自分でも思ってしまいます。

でも実際はそうではなくて、
その湿度で喜んでいる人もいるんですよね。

 

湿度ともうまく付き合う方法を探して
みんなが笑顔で過ごせたら一番いいなと思いました。

湿気もたまには役に立つんですね。
ちょっと見直したぞ(笑)

 

 

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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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