人のふり見てなんとやら

   

vol.1041

 

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!

 

数日前に書いた記事、
覚えてらっしゃいますでしょうか?

ピアノのトラブルの対処は、
そのピアノを日頃から見ている調律師が
やるべきだという話です。

 

●簡単な壊れ具合

 

昨日あるお客様のところにお伺いしました。

鍵盤にトラブルが起こっていて
弾きにくいとのこと。

しかし調律は年に1度きちんとされている。
その調律師曰く、弾きにくい箇所については
修理屋さんにお願いしてくださいとの事。

 

なんかいろいろ状況がわからなくて、
とにかくお伺いをさせていただいたわけです。

伺ってみるとなんでもない状況でした。

例えて言うならば、
調律の学校に入って半年ぐらい経った時に
テストで出される程度の簡単な壊れ具合でした。

●謎のガマン

 

仕事に対してのスタンスは人それぞれです。
それはもちろんわかっています。

しかし、調律師って実際にピアノを触りながら
調律をするわけで、
そのピアノがうまく反応してくれないと
自分の作業(調律)もやりにくくなるわけなんです。

 

どうやらその鍵盤の不調はここ最近ではなく
数年間ずっとあったそうです。

それをお客様も、その調律師も、
ガマンしながら使っていたとのこと。

もう、ますますわからないです。

 

●プライドは?

 

よほど特別なことが起こっているのであれば
専門職の人にお願いすることもあるでしょう。

しかし絶対そうでは無い状況で、
やろうと思えば1分で治せる修理を
なぜ放置するのか。

調律師としてのプライドをないのか。
それともそもそも技術がないのか。

なんかいろんなことを考えてしまいました。

 

 

基本的に調律師同士お互いの悪口を言うのは
得策では無いというのは分かっているのですが、
ちょっとこの件に関してはどうなのかな~?と
思ってしまいます。

 

少なくとも自分や、うちの店に関わっくれている
技術者はそんなことをしないように
心がけないといけないですよね。

 

ピアノの事は調律師にお任せいただければ、
絶対大丈夫です、と言い続けられるように
がんばらなきゃと思いました。

人のふり見てなんとやら、ですね。

 

 

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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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