考える時間を作る~トライやる・ウィークにて
vol.1040
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
兵庫県では中学2年生が職場体験をする行事
「トライやるウィーク」が20年ほど前から始まっており、
もう今ではすっかりこの時期の風物詩になっています。
当店でも今週1週間は中学2年生が
働きに来てくれています。
…といっても何もできないですけどね(笑)
●スタジオに連れて行く
昨日は、毎月伺っている
スタジオのメンテナンスに中学2年生4人を
連れて行きました。
ただ、基本的に何も出来ないので、
半分ワークショップのような感じで
作業を教えたり、クイズを出したりしながら
楽しんでもらいました。
スタジオのワークショップでは定番の
「正しいマイクスタンドの立て方」を
彼女たちにも尋ねてみました。
制限時間は10分で、
4人で答えをまとめてくださいという
お題を出してみると、
約10分後なんとなくの答えが出てきました。
きちんとしたことを教えた後、
次から校長先生が間違って
マイクスタンドを立てていたら
教えてあげてねと言うと、
はい!と返事してくれました(笑)
ワークショップのように
こちらが一方的に教えるのは
とても簡単な話なのですが、
今回のようにたとえ10分でも
自分たちで考えることをすると、
きっと彼女たちは正直を覚えることに
なるんだと思います。
●何を教えるか
職場体験というのは、手もかかるし、
店にとってはほんとにめんどい作業です。
しかし彼女たちが何か感じるというのは、
これからの人生において大きなものに
なるのではないでしょうか。
トライやる・ウィークは一週間という短時間です。
ひたすら掃除をさせていても
別に問題ないのですが、
せっかくなので作業の意味や正しい手順なんかを
きちんと伝えることで、
考えるという習慣も身に付くのではと思っています。
作業の他にも考える時間を
なるべくたくさんとってあげたいですね。
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