プロってなんだ?
vol.986
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
昨日、あるダンススクールの先生のお話を伺っていました。
もともとは全然別件の打ち合わせだったのですが、
自然とお仕事の話になり、今やっていること、
やろうとしていること、今後の話などいろいろと
伺うことになりました。
その先生、三田よりももう少し田舎でスクールを
始められたのですが、
現在では大阪方面も含めていくつかのスクールを
運営されています。
そしてこの春からは、昔ご自身が通われていた
海外のスクールの東京校を開講することになり、
その準備で毎週のように東京に通われている
という超売れっ子の先生なんです。
●プロってなんだ?
いろいろとお話を伺った中で強く印象に残っているのは
現在の業界への憂いと仕事に対するプライドです。
ダンススクールの先生はプロテストがありません。
誰でも看板を掲げたら講師になれます。
それがまずレベルが低くなる一つの要素であるという
おはなしをされていました。
音楽教室の業界も限りなくそれに近い状態です。
音楽大学を出ていたら教えられるのかというと
そうではなく、
そもそもそういった専門的な学校に行っていなくても
講師をやっている人もたくさんいます。
学校に行ったということがイコール免許皆伝
というわけではないんですよね。
一応ヤマハが実施しているグレードテストというものも
ありますが、あくまでも何かのガイドラインです。
この級を持っていないとできない仕事がある
ということは基本的にありません。
楽器屋だって一緒です。
品揃えは楽器屋の意思次第。
知識がなくたって高級品を揃えることもできますし、
安売りのお店を作ることだって簡単です。
●平瀬楽器ができることはなにか?
その先生とのお話をしていて、
だったらうちは何をするべきなんかなぁ
というのを考えてしまいました。
プロテストを作るとか業界の慣例を変えるとか、
そういった大きなことはできないけれど、
自分たちがやることは自分たちで決めれるはずです。
だったら平瀬楽器は初心者から上級者まで
というスタイルは崩さずに自身を持って
お届けできるレッスンコースだけをご用意したい。
楽器だって責任を持って安心して使っていただける
楽器だけをご提示したい。
基本的にはこれまでと同じ姿勢ではありますが、
改めて、強いプライドを持っている方のお話を伺って、
感化された次第です。
もっと多くの方のお役に立てるように
がんばらないとと思っています!
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◆チェロとピアノ、姉妹の店頭ミニコンサートその②「アシタカとサン」(40/85)
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