自分の楽器のことをどれだけ知っていますか?

   

vol.967

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!

 

昨日は久しぶりに芝居の稽古に行ってきました。

芝居の稽古といっても、本公演がない時期は
基本的な練習ばかり。

ストレッチに始まって、発声練習や
表現の練習という感じ。地味な稽古ばかりです(笑)

そんな中、ストレッチをやっていて
自分の身体のことをいつも考えさせられます。

 

こんなふうに腕を持っていけば
この筋肉が伸びるとか、

この足の方向で伸ばすと
どの筋肉が影響があるとか。

 

日常生活では筋肉の動きとかそんなことまで
意識することは無いので(ありませんよね?)
ストレッチはやっていると、おもしろいなぁと
思うことがたくさんあります。

 

●自分でやる楽器とそうじゃない楽器

 

楽器をやっている人の多くが、
自分でその楽器の手入れをします。

例えば管楽器の人であれば、日々のお手入れは
奏者自身がおこないます。

ギターだって弦交換は自身でしますし、
基本的な清掃などもご自身でされることが
ほとんどです。

 

しかしピアノという楽器は演奏者と技術者が
完全に分業になっていますので、
調律師が触る以外は基本的には触らないと
いうのが暗黙の了解となっています。

なので、ピアニストの方であっても
ピアノの構造を完全に把握している人というのは
本当にひと握りだったりします

 

●知っていると有利です

 

自分の身体のことを知っていると
自分で身体のケアができるというのと同時に、
ピアノのことを知っていると
ピアノの演奏にもおそらく影響はあると思うんです。

幸いにも今はピアノの中身を知ってもらおうという活動が
全国各地で行われています。

例えば日本ピアノ調律師協会が行っている
小学校での啓蒙活動や各楽器店で行われている
ピアノの中を見てみよう的な催し物があります。

近い日程で言うと、三田の郷の音ホールで行われる
バックステージツアーの一部として
ピアノの構造をちらっとお見せるというコーナーが
設けられます。

 

もちろんたった数十分でピアノのことを
100%理解するなんて事は不可能なのですが、
全然知らないよりは意味があることだと思います。

そういう機会を利用して、ぜひ楽器に対する理解を
深めてください。

自分の使う道具に対する理解を深めることで
きっと演奏にもプラスになるんじゃないかなと思います。


 

※記事で紹介したホールのバックステージツアー
ピアノの中身を見る企画を担当させてもらいます。

お申込みは郷の音ホールまで!
Tel:079-559-8100

 

 

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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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