コンクール?発表会?グレードテスト?どれとも違うPTNAピアノステップの魅力と活用方法は?
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
PTNAピアノステップってご存知でしょうか?
こちらの投稿で触れられているのでおさらいの形になりますが、今日はPTNAピアノステップについてお話したいと思います。
コンクールではありません
ピティナというとピアノコンペティションのイメージが強いからか、ステップのことをコンクールだと思っていらっしゃる方が少なくありません。
確かにコンクールのようにアドバイザー(審査員)が数名いらっしゃって、演奏に対して講評をカリカリ書いてくださいます。その点においてはコンペティション(コンクール)と同じような雰囲気です。
しかし大きく違う事は、演奏に対する評価はつけても全体での順位はつかないんです。
これはコンクールではありませんよね。どちらかと言うとグレードテストに近いのではないでしょうか?
たくさんある課題曲の中から弾きたい曲を選び、アドバイザー(審査員)の前で演奏する。その他にも、決められた時間内で自分の選んだ曲を自由に演奏することもできる。一般的なコンクールなどに比べるとずいぶん自由度が高いですよね。そこがコンクールでは無いという所以です。
若干矛盾してるかもしれませんが、このルールを利用してコンクールで演奏する曲目を色々な先生方に見てもらうという場に使われている方も少なくありません。
発表会ではありません
ピアノステップはお客様を入れた状態で演奏がされます。自分の選んだ曲も演奏できます。
なので発表会の雰囲気にとても近い感じがします。
しかし発表会ではありません。なぜならアドバイザー(審査員)の先生がいらっしゃるからです。
発表会はどちらかというとアットホームな雰囲気であるけれども、いつものレッスンとは違う場所で少しの緊張感を持ちながら演奏するという機会です。
そういう点ではこのステップも同じなのですが、アドバイザーの先生方が懸命に書いてくださる講評用紙というものがあります。これは発表会にはないことです。
この講評用紙には何が書いてあるかというと、その演奏者の良い部分を褒めてくださったり、足りない部分を厳しく指摘くださったりと内容はいろいろです。
演奏者から「ダメなところを指摘してください」という要望があればビッシビシ指摘してくださいます。特にコンクール前なんかはそういう希望が多く寄せられているような気がしますね。
コンクール前や受験前などのタイミングで、第三者の目(特に現在第一線で活躍されている演奏家や教育者)に自分の演奏を聞いてもらうタイミングというのはたくさんあったほうがいいに決まっています。
しかしそういう方のレッスンをうけるというのは物理的にもタイミング的にも難しいというのが実情です。
そういうときにこのピアノステップを利用いただければきっと演奏にプラスになるんじゃないかなと思います。
三田秋ステップ
昨年より三田ではステップを年に2回行っています。
春のステップはコンペティション(コンクール)に向けての色合いが強く、秋のステップは受験をされる方に向けての色合いになっています。
といってもおとなの方もいらっしゃれば、ピアノをはじめて数カ月のお子さんもいらっしゃいますので、各ステップのカラーなどはあまり意識されなくてもいいんじゃないかなと思います。
上にも書きましたが、第一線で活躍されている演奏家や教育者の方々の意見を聞ける場というのは非常に貴重です。
そういう機会を得る場所だという認識でぜひ前向きに捉えて取り組んでいただければいいんじゃないかなと思います。
コンクールのような、発表会のような、グレードテストのような、不思議な雰囲気のピティナピアノステップ。
三田秋ステップは11月26日に開催されます。
締め切りはもうまもなくですが、是非この秋チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
詳しくは平瀬楽器三田センターもしくは藤原台センターの店頭でお尋ねくださいませ!
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