ピグマリオン効果で子育て!
初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。
こんにちは~♪
昨日に引き続きお子さんへの保護者の接し方について
考えていることを書きたいと思います。
悪いサイクル?
幼児期のお子さんはさっきまで機嫌よかったのに
急に機嫌が悪くなったり、前のレッスンでは
張りきっていたのに今日はグダグダだったり。
ちょっとしたことで気分の浮き沈みが激しいです。
もちろんおとなのように周りの人の様子を感じ取り
自分の感情を他の人にわからないようにすると
いうことはできません。
でもそんな様子のお子さんを見ている保護者の方は
「もう!そんな態度で!先生や他のお友だちの
前でこんな状態じゃ、皆さんの迷惑になるじゃない!」と
いう気持ちがあるので、お子さんに対しても厳しい口調に
なってしまいます。
実は子どもたちは保護者の方の感情に敏感です。言葉では
怒っていなくてもイライラした感情は伝わります。
すると今度はその感情を感じ取ってさらに機嫌が
悪くなってしまうというパターンがよくあります。
悪いことをしたら怒るのは当たり前のことですが
この時期のお子さんには少し集中力が途切れてグダグダに
なったからといって怒ってもダメなんですよね。
良いサイクルへシフトチェンジ!
実は「できるよ」「できたね」と声をかけ続けられた
お子さんは、そうでないお子さんよりも目標を達成する
確率が上がると言われています。
心理学的にいうと「ピグマリオン効果」と呼ばれています。
ビジネス界でもよく言われるのですが
「人が心から願うこと期待することがよい結果を生む」
「強く信じ続けて行えば、願いは必ずその通りになる」
というものです。
保護者の皆さん、普段からお子さんに対しては怒ったり
叱ったりする前に「違う見方はできないかな」と自分自身に
問いかけてみてください。
「落ち着きのない子」は「活発で行動力のある子」です。
「引っ込み思案な子」は「感性豊かでやさしい子」です。
「できないこと」の裏には、必ず「できること」が隠れて
いると思います。
1日1回、寝る前にお子さんのいいところ探しをして
「できた」を一緒に喜んでみませんか!
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