注目度UP!鍵盤ハーモニカ!

   

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!

ここ1週間ぐらい、鍵盤ハーモニカについて
いろいろと書いています。

少し気になっている楽器なんですね鍵盤ハーモニカ。

でもそれはぼくだけではなく、世間的にも注目を
集めている楽器なんです、鍵盤ハーモニカって。

 

●注目度UP

 

3年くらい前からピアノの先生の間で
鍵盤ハーモニカに対する注目が上がってきました。

ピアノと鍵盤ハーモニカ、同じような楽器のように
思えるかもしれませんが、鍵盤ハーモニカとピアノとでは
全く違う箇所がいくつかあります。

 

1番わかりやすい違いは鍵盤の数の数です。
一般的な鍵盤ハーモニカは32鍵盤。
それに対してピアノは88鍵盤あります。全然違いますよね。

 

 

その次の違いは息です。

ピアノは鍵盤を押せば音が鳴る楽器ですが、
鍵盤ハーモニカは鍵盤を押しても音は鳴りません。

息を吹き込んで鍵盤を押すことでようやく鳴ります。

 

この息というのがポイントで、
息を使うことでピアノでは絶対不可能な
音を大きくするクレッシェンドなんて奏法ができます。

またおまけとして、強く吹けばピッチが上がるなんて
副産物もあります。
この辺もうまく使えば面白い効果が生まれるかもしれません。

 

 

途中から音を大きくするっていうのは
ピアノにとったら逆立ちしたってできない芸当です。
これを簡単にできるピアニカというのは
ある意味素晴らしい楽器なんですよね。

 

 

そして鍵盤ハーモニカの鍵盤数も少しずつ増えてきています。
おそらく1番多いのは44鍵盤。2台並べると88鍵盤ですね(笑)

鍵盤ハーモニカって息も使うし指も使うし、
実はけっこう大変な楽器だったりするのですが、
ピアノとの共通項が多いというところもあって、
ピアノの講師がピアノ練習の副教材にと考えられている方が
多いようです。

 

演奏家の中にはピアノの上に鍵盤ハーモニカをおいて、
右手だけ鍵盤ハーモニカ、左手はピアノみたいな使い方を
する方も増えてきています。
これで音色を変えるというアクセント楽器できるんですよね。

 

昔でしたら子供のための楽器という位置づけだった
鍵盤ハーモニカも今は全然違う位置づけの楽器になっています。
この鍵盤ハーモニカ、これからまだまだ活躍しそうですね。

要注目だと思っています。

平瀬楽器のLINEに登録してください♪
楽器に関するちょっとした知識や
セール・お知らせなどを月に2〜3回お届け!

PCでご覧の方はこちらを
クリックしてください♪
The following two tabs change content below.
1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

 - 楽器のこと