やりたいことは言葉にしよう!

   

初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。
こんにちは~♪

先日高校生の女の子がピアノレッスンを受けたいと
お越しになられました。

何のために習うか自分で口にする

4歳や5歳くらいの方の場合は保護者の方に将来の
どうなってほしいですか?と伺います。
これは保護者の方のお子さんに対する将来の
理想であってその通りになるとは限りません。
でもお子さんのためにたくさんの選択肢が
ある状態にしてあげたいと考えられる
保護者の意向だと思います。

 
でも将来や進路を自分で考えられる年齢の方には
保護者同伴でお越しになられたとしても
ご本人に「何のために習いたいと考えていますか」
と伺うようにしています。

ご本人の顔を見て質問しても保護者の方が
答えてしまうこともよくありますが
できる限りご本人から話していただけるように
しようと思っています。

 

まだまだ子どもと保護者の方は思ってしまいがちですが
しっかり自分の意思をもって取り組んでほしいということと
何のためにを自分で口(言葉)にすることで
しっかり自分自身の耳や頭に自分の言葉で届けて
欲しいからです。

いつから考えていましたか?

少し前に当店で指導していただいている講師の
一人にききました。

 

いつからピアノ講師になりたかったですか?
するとその先生は幼稚園のころから!と即答でした。

そのころからレッスンが楽しくて将来は
こんな先生になりたいと常に口にされていました。
そして今はその夢をかなえていらっしゃいます。

 

学生時代は練習で苦しいことも嫌なこともあった
そうですがやめようとかあきらめようと思った
ことは一度もないそうです。

 

私は子どものころ将来○○になりたいと考えたことは
あっても口に出したことがありません。何になりたかった
かもあまり覚えていません。しかもやりたいことをあまり
口にした記憶がありません。言わなければあきらめても
誰にも怒られませんよね。だからあえて口にしなかった
のかもしれません。

 

でも今になって口にしなかったからやりたいと思って
いることが伝わらなかったんじゃないかなと思います。

 

これからたくさんのことができる可能性を秘めている
子どもたちにはやりたいことはしっかり言葉にできる
ようにしてほしいと思うとともに
言葉にできる環境をつくってあげたいと思いました。

 

 

もちろん大人になってからでも遅くはありません。
やりたいことは口にしてみませんか?

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三田で生まれ三田で育った三田っ子。平瀬楽器では主に教室の受付や販売を担当しています。実は発表会のアナウンスも頻繁に担当しています。2015年ヤマハスクールアドバイザー認定を受け、保護者の皆様からの様々なご相談をお伺いしています。 中学から始めたフルートとピッコロは現在も地元の吹奏楽団で続けています。

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