出来ない理由を考えるなら楽器の練習をした方がいいという話
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
「もうトシなんで…」という言い訳が口をついて出てくるようになってしまうと、実際にトシなんですよね。のっけからイヤな話ですが。
おとな<こども
最近はおとなの方のレッスンが増えてきています。
おとなになってからピアノやギター、ドラムなどを習いたいっていう方が増えてきているんですね。
ひっくり返して言うと、おとなになっても習っていいんだ。おとなになっても習えるんだということがずいぶん浸透してきているのかなと思います。
でも、実際問題として、子どもさんが習うよりもおとなの方が習うほうが上達は遅いです。確実に遅いです。
子どもさんはまるでスポンジのように新しいことをどんどんどんどん吸収していきます。
しかしおとなはこれまで経験してきたあらゆることを駆使して、新しいことが入ってくるのを阻止します。
「右手と左手が別々に動くなんて考えられない!」とか、
「このコードは指が痛い!」とか、
「楽譜が読めない!」とか、
「練習する時間がない!」とか。
まぁ言い訳を考えると子どもさんよりもやっぱりおとなの方がすぐれているんですよね(笑)
できない理由をたくさん並べるのはおとなの得意技なのかもしれません。
エンジョイ
一方おとなになってもレッスンをエンジョイされている方もたくさんいらっしゃいます。
そういう方々の共通点を見ていると、みなさん本当に素直なんですよね。
小さいお子さんや中学生や高校生のお子さんと比べると全然弾けないかもしれません。
しかし臆せずコツコツやっていくことで必ず道は開けるんですよね。
先生の言うことを信じて真面目にレッスンを続けること。そして練習を重ねること。
それが上達の秘訣だということを身体でわかってらっしゃるんだと思います。
ときには発表会やコンクールなどにも挑戦されたりしています。
そういう姿を見ると応援せずにはいられませんよね。
努力は必要
よく「何ヶ月ぐらいレッスン通ったらこの曲が弾けるようになりますか?」みたいな相談を受けることがあります。
お答えはとてもシンプルで、それはその人の努力次第なんですよね。
全然努力しなくてピアノやギターが弾けるようにはなりません。レッスンに通うだけで楽器が上達するわけもありません。
ちゃんと練習を積んで来てもらって、レッスンを受けて、そこに先生のアドバイスというスパイスが加わって上達のスピードが速くなるというのがレッスンのいい形なんです。
いろんなできない理由を並べても上達には全く近づきません。ときには素直になって真面目に練習に、レッスンに取り組んでみてはいかがでしょうか?
きっとそれがなによりの上達の近道だったりするんですよね。
練習の時間がないのであれば時間を工面しましょう。
楽譜が読めないのなら読み方を習得しましょう。
指が痛いのならちょっと工夫してみましょう。
右手と左手が別々に動くのが信じられないのであれば…とにかく練習してください(笑)
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