音程と感動と技術と
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
今、お芝居のお稽古にがんばって通っています。
機能、演出家から言われたのは
「この音程合っているでしょ?私は上手でしょ?
みたいな歌い方は嫌いだ」
ってことでした。
●歌がうまいということ
歌がうまいということは音程が合っている、
ということに他ならないのですが、
それがすべてではないんですよね。
そこがとても難しいところです。
もちろん、音程があうという事は
上手な歌の条件ではありますが、
心に響く歌がすべて音程が合っているかというと、
それはちょっと違うかもしれません。
たとえば、小さなお子さんが弾くピアノの演奏に
心動かされることもあります。
まだまだおぼつかない弾き語りに
感動することもあります。
心を動かすっていうのは音程とかでは
ないんですね。
そこが難しいところですし、面白いところ
なんだと思います。
●技術優先
我々のような音楽畑にどっぷりの人間は
どうしても技術でものを考えがちです。
上手だったらなんでもいい、とまでは言いませんが
これはこんなふうにするのが普通でしょ、っていう
感じで流してしまいかねません。
本当に大切なことっていうのは、技術的なことだけでなく
この曲を聞いてどう思うか・どう感じるか、
そういうことを大事にして演奏したり、歌ったりすること
なんです。
それこそが基本なんだと思います。
そこにところをもっともっと大事に思って
音楽に親しみを持ってもらうことで、楽しい音楽が
できるんじゃないかなぁと思うんです。
いま楽器をやっている人も、これからやろうと
思っている人も、レッスンを受けている人も、
そうじゃない人も、
みんなみんな大事にしてもらいたい感覚
なんだろうなぁって思うんです。
音楽って自由で楽しいもんですからね!
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