線つき?線なし?マイクの話

   

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!

 

皆さんカラオケお好きですか?
カラオケで使うものといえばマイクですよね。

 

マイクの話

当店はいろんな楽器を扱っています。

ピアノ、エレクトーン、ギター、バイオリン、フルート、トランペット、ドラム、和太鼓、etc。

そんな色々ある楽器の中でも、ひょっとしたら皆さんの生活の中でいちばん身近な楽器ってマイクなんじゃないかなって思っています。

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え?マイクが楽器?

そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。

そうなんです。身近すぎて楽器っぽくないんですよね。でも、このマイクというものは楽器なんです。

なんてったって楽器屋さんで扱ってるんですから(笑)

 

もちろん電気屋さんでも扱ってらっしゃいます。おもちゃ屋さんでも置いてます。

その中でもやや高級なものは楽器屋の専門分野。ゆえにマイクは楽器なんです。

マイクほど値段と質がシビアに連動する楽器はないんですよ~。

 

 

 

さて、そんなマイクに関してですが、こんな出来事がありました。

いわゆる普通のマイク(有線のマイク)をお持ちになったお客様が

「このマイクを線無しにして欲しいんやけど…」

といわれたんです。

要はワイヤレスマイクにしてほしいということですね。

 

ま、結論から言えば出来ないこともないのですが、基本的には無理ですしおすすめできません。

 

普通のマイクを使うときには、やはりマイク用のケーブルが必要です。

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最近はカラオケ屋さんでもケーブルのついていないワイヤレスマイクを使うことが多くなっています。

なので、マイクというとワイヤレスマイクが一般的になってきている感があります。

しかし、ワイヤレスマイクは電波を飛ばさなきゃいけないので機械自体も結構高価だったりします。

ですので個人で持たれるマイクのほとんどはケーブルを使う普通のマイクなんです。

 

 

ワイヤレスマイクはとても便利です。なにより線のわずらわしさが皆無です。

でもその一方不具合もあったりします。

 

たとえば携帯電話やどこかの無線の電波を勝手に拾ってしまったりとか、複数のマイクを使用するときに混線してしまったりだとか。電波って見えないので、そういう不具合は大なり小なり出てくるわけです。

ですので、個人的にはケーブルがついた普通のマイクの方が安心して使えるのでオススメしています。

 

ただやはりワイヤレスマイクの自由な感じに憧れる方もいらっしゃいますよね。

そういう方はご自分のワイヤレスマイクをお持ちになってください(笑)

でも、そのマイ・ワイヤレスマイクを何かの大会だからとホールなどに持ち込んでも使わせてもらえないことがほとんどだと思います。

 

電波には電波法という法律がありまして、勝手にどこでも飛ばせるわけではないんです。

特に他の電波を使っている可能性の高いホール内や、どんな影響を受けるかわからない屋外などは安心して使える可能性はかなり低いんです。

 

便利グッズもあるけれど

 

最近はいろんなニーズを満たすために普通のマイクをワイヤレスにするような商品も出ています。

ただし、音質的には超悪く、大きなホールなどで使えるようなものではありません。でも、新し物好きの方は一度トライしてみてはいかがでしょうか?

あ、当店でも一応扱っておりますがそんなに積極的に売っていません。そのあたりはなんとなくお察しくださいませ(笑)

 

 

 

 

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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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