うた？ギター？レッスンを始める際に持っておくべきイメージとは？

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます！

レッスンのご希望伺っているときに結構”まぎらわしい表現”というのがいくつかあります。

代表的なものが「歌を習いたい」というもの。

うた？

一般的に「歌」というとカラオケのイメージかもしれませんが、当店の音楽教室では基本的にはクラシックを教えるお店になってますので、歌というと声楽になってしまうんです。

もちろん声楽のレッスンもしていますし、音楽大学などの受験でかならずいる科目ですので、そういう勉強されてる方もいらっしゃいます。

 
しかし一般的には歌といえばやはりカラオケなどのイメージが強いと思いますので、どちらかというとポピュラーなボイストレーニングやカラオケのレッスンという科目も用意してあります。

オペラとミュージカルでは同じ歌という科目でも全く違いますよね。

声を出すという点では同じですが、身体の使い方や考え方などクラシックとポピュラーでは全く違うところもあります。

すべての基本はクラシックではありますが、ポピュラーにはポピュラーのルールがあります。ましてやカラオケとなるともう一つ違ってきます。

ですので、”歌を習いたい”という表現だけではどちらの方面なのかな？ということになってしまうんです。

ギター？

同じことがギターでも言えます。

ギターを習いたい、ギターをやりたい、と言われましても、クラシックギターなのかアコースティックギターなのか、エレキギターなのかが区別つきません。

こういう時は「何をやりたいんですか？」と言うよりは「どんな曲を演奏できるようになりたいんですか？」と聞くようにしています。

ソロで弾きたいのか、ギターを弾きながら歌を歌いたいのか、バンドがやりたいのか、

思われている理想の形によって、習うレッスンや、担当する先生も変わってきます。

ゆずや長渕？村治佳織？（お年を召した方だったらクロード・チアリ？）、押尾コータロー？

いまはたくさんのアーティストが活躍されているので、こうやってアーティストの名前でイメージが共有できるのでありがたいですね。

イメージ

何か楽器やってみたいなぁという漠然とした気持ちを持たれるということはとても素晴らしいことですし、とってもとっても大事なことだと思います。新しいことにチャレンジするということ自体がすごいことだなぁと思います。

しかし、その気持ちをもっともっと具体的なものにするためにも、将来こんなことをやれるようになりたいなーというイメージをある程度お持ちになって、ご来店・ご相談いただけるとうれしいです。

将来のイメージがある方がお話も早いですし、ここからはじまるレッスンにも身が入ります。

当然そのイメージは担当する講師にも共有しますので、レッスン内容もそれに沿ったものになっていきます。きっとそれが最短コースですよね。

音楽のレッスンというのは一朝一夕でなんとかなるものではありません。長く通っていただくことで少しずつ実現するものです。

我々スタッフも生徒さんの理想の姿への最短距離が歩める提案を懸命に探させていただきます。

いきなりは無理でもその姿に近づけるように、一緒に努力していきましょう♪