ギターの弦交換がなぜできるようになったのか、という話
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
「なんでもできるんですね!」
というお言葉をいただくことがよくあります。
なんでもやります。
まぁ、一応本業はピアノの調律ではありますが、ウクレレ、バイオリンなどの弦交換はもちろん、ギターも糸巻き交換や弦高調整、エレキギターの断線修理、簡単な管楽器の修理と調整、太鼓やピアニカなどの保育系楽器のメンテナンス、音響業務のオペレーターまで、割と広い範囲で仕事をさせてもらっています。
なんでこんなに色々やれるのかというと、その時々で必要だったから。
どこかの専門学校に行って学んだのは調律だけで、あと技術は必要だったからその都度実地で覚えたり、メーカーさんに押しかけて行って無理やり教わったりして身につけました。
ぼくのお客様の中には、調律師っていう人たちはなんでもできるオールマイティだと思われている方もいらっしゃるようですが、全然そんなことはありません(笑)
調律師仲間の中にもギターの弦を交換できるっていうだけで尊敬されたりします。
管楽器の専門店のように、◯◯専門店と名乗ることができればそれ以外の技術は必要ではないと思うのですが、そこは田舎の楽器店ですので、何かの特化することって現状では難しいんです。なので、なんでもできなきゃいけないわけなんです。
大変でした。
最初にギターの弦交換を覚えたときは、ギターなんかあんまり店頭で売ってもなかった時代でした。
店頭に置いていなくてもお客様からの弦交換の依頼はちょこちょこやってきていました。当時の店長とギターの先生に教えを請う形で技術を習得しました。
でもそんなの一回や二回やっただけで上手になるわけがないんです。
だから繰り返しやって、身体で覚えました。いまではスタッフに指導するくらいになりました
わりと上手ですよぉ(笑)
学校なんか行かなくても師匠になんかつかなくても、これくらいのことなら身につくんですよね。
ギターをやっている人たちの中でも多くの人たちは自分で弦交換しますよね。だからきっと誰でもできるようになるんです。
お手入れと同じです。
もっともっと難しい修理技術であれば話は別ですが、弦交換は日頃のお手入れの延長です。大切な楽器のお手入れだと思えば自分でやってみたいと思いませんか?
そうはいってもやったことないし…、わからないし…、っていう人のために、弦交換ワークショップを行います!
とは言っても、まだ詳細は全く未定。とにかくやるということだけ決めました!(笑)
ギター始めたばかりの初心者さんはもちろん、ギターをやってかなり年月が経つけど弦交換ってやったことないわっていう方も大歓迎。
アコギでもクラシックでもエレキでも、ギターの種類は問いません。この際ウクレレでも歓迎します!(笑)
詳細は当店ホームページとFacebookページに掲載しますので、気になる方はチェックしておいてくださいね!
さぁ、どんなネタをしていこうかなぁ。作り込みが楽しみです。
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