音楽の多面性を伝えたいです
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
金曜日でトライやる・ウィークの第1陣が終了しました。
●トライやる・ウィーク
トライやる・ウィーク自体はもう全国でやっている
行事らしいので皆さんご存知かと思いますが、
もともとの出発は兵庫県だったそうです。
中学2年生の子どもたちに社会経験を
積ませたいということで、1週間の職業体験を
するという企画。
とてもいい企画ですよねぇ。
うちのお店も結構長く関わらせて
もらっています。
負担はかなりありますが、
それなりにやりがいもあり、楽しいイベントに
なっています。
●選ぶ理由
うちのお店を希望する子どもたちの大半は
吹奏楽部の子どもたち。
楽器屋に行く=一日楽器を触っていられる
とでも思っているんでしょうか。
毎年まぁまぁの人気店舗に
なっているらしいです。
でもね、実際にそんなことありません。
少なくともトライやるでやってくる
子どもたちにお客様から預かった楽器を
触らすことはできませんし、
修理のお手伝いといってもそもそも無理な話ですし。
なので、結局はどこのお店も同じだと思うのですが、
掃除が基本の仕事になってしまいます。
それでもなるべく楽器をさわれる時間を
作ろうとするのですが、
ここでおもしろい反応が出るんです。
●自分の楽器
カリキュラムとして、ピアノやエレクトーンなど
店に備品としておいてある楽器のお手入れや
修理などの研修を行ったりします。
すると、これは自分のやっている楽器じゃない
という反応をする子がたまにいます。
拒否というほどのものではないのですが、
違う楽器だ、みたいな反応といいますか。
もちろんピアノだけをやってきている人に
とって、トランペットなんかは全然違う楽器です。
エレキギターなんかだったらもう一つ違和感を
感じるでしょう。
でも、広く音楽という意味では一緒なんですよね。
なんとなく自分のやっている音楽じゃない、という
線引き無意識下でやってしまっているのかなと思うんです。
●音楽は多面的なもの
吹奏楽を熱心にしている子どもたちにとって
ピアノのソロ曲は単調に映るかもしれません。
逆にピアノを熱心に取り組んでいる人にとって
吹奏楽やオーケストラは謎の集団行動のように
映っているのかもしれません。
音楽って一面だけでは語れないと思うんです。
色んな顔があるから色んな人が楽しめる。
老若男女それぞれが自分の好きな音楽を
持っていて、それぞれがステキだと言えるのが
音楽のいいところだと思うんです。
また来週からやってくる
トライやる・ウィーク第2陣には
その辺のお話もしていければなと思っています。
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