小さなほころびがきっかけで

   

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます。

 

いやー、昨日はちょっと、いや、かーなーりビビっちゃいましたよ。
こんなの久しぶりでした(笑)

 

●ケンハモクリーニング

 

昨日の夜、ちょっと遠方から届いた
鍵盤ハーモニカのクリーニングを
やっていたときのことです。

 

少々古い機種で、ボディの外し方が
現行のものと違ったんです。

もちろんこれまでにも触ったことありますし、
知らない機種ではありません。

 

いつもの調子でバラして、クリーニングを行い、
ちゃんと音が出るか最終チェックをしてみたところ…

 

 

 

 

音、出ないやん(汗)

 

 

しかも息が漏れてるような音がしてるし(汗)

 

 

でも、見た目はちゃんと出来ているように
見えるんです。

 

あれ?って感じでした。

 

 

●しっかりと

 

鍵盤ハーモニカという楽器は、
鍵盤こそついていますが中身はハーモニカと一緒。

リードと呼ばれる薄い金属の板を
空気の圧力で揺らすことで音を出しています。

 

ですので、
空気が漏れると流れが変わって
音が出にくくなったり
場合によっては出なくなったりします。

 

そういうことにならないように、
クリーニング後のネジ締めはいつも以上に
きっちり気を遣ってやっています。

そうすることで息漏れがなくなって、
かえって吹きやすくなるんですよね。

 

 

昨日の場合も同じように、
口でギュッギュッなんて言いながら
ねじを強く締めていたにもかかわらず、
なぜか見落としが生じていた、なーんていう
恥ずかしいことになってしまっていました。

 

最近はめっきりこういったミスが
少なくなっていたので、正直ビビりました(汗)

 

 

●ケアレスミス

 

今回のミスは単なる見落としです。

本当に大したことのないミスでした。

 

でも、これに気づかずに
ざっとしたチェックのままお返しすると、
とんでもないことになってしまっていたと思います。

 

こういう小さなほころびから大変なことに
つながるんですね。

 

わかっちゃいるんですが、
直面して改めて気づくことの出来た昨日の出来事でした。

 

 

あ、もちろんちゃんと気づいてからは
すぐにリカバリーしましたよ。

たぶん以前より音は鳴るように
なったと思います。

 

 

 

それにしても、あー、びっくりした。
ほんとに冷や汗かきましたよ(笑)

みなさんもこういうケアレスミスには
くれぐれもご注意くださいね!

 

 

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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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