ぴったりのものをお勧めします!

   

初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。
こんにちは~♪

朝は少し肌寒いですが日中はとっても暑い日があって
着る服に悩んでしまいますね。
今日は朝から藤原台センターでお仕事をしています。

たくさんの種類があるハーモニカ

さて朝からご来店いただいたお客様はハーモニカを
お探しでした。

皆さんはハーモニカというとどんなものを想像されますか?

これは年代によってさまざまなんですよね。
50歳代前後の方はハーモニカというと
穴が1列にならんだシングルハーモニカをイメージされます。

 

↑これは教育用ハーモニカの一つで数十年前までは
幼稚園や小学校の音楽の授業で子どもたちが吹いていました。

 

それが30数年前から鍵盤ハーモニカを使うようになってきたので
今の10代~30代の方はあまりご存じないようです。

 

さて今日お越しいただいた方は60歳後半~の方でした。
お手元にお持ちのハーモニカを見せていただくと
複音ハーモニカというものでした。

戦前戦後以降ポケットに忍ばせていつでも楽しめる楽器として
広く普及してきたハーモニカです。
これは穴が上下に2列あり、内部は同じリードが2枚組みこまれています。これは上下を別々に吹くための穴ではありません。

音を鳴らすと内部に組み込まれた2枚のリードが同時に振動します。
例えば「ド」の音を吹いても2枚のリードからそれぞれ「ド」の高さの
音がなることになります。2枚のリードから音が出ることでシングル
ハーモニカより少し華やかな音に聞こえます。

 

それに加えいくつかの穴をまとめて吹いたり吸うときれいな和音が
出るようにドレミが並べられています。
メロディを吹きながら伴奏を少し入れるということも上達すれば
できるようになります。

他にも10ホールズハーモニカ(写真↓)やクロマチックハーモニカなどがあり
長年楽器店でお仕事しているスタッフでもわかりにくいものがあります。

 

 

吹きたい曲はなんですか?

このあたりの種類による楽器違いは説明がとても難しいんですよね。
スタッフが違いを説明しても初心者の方に完ぺきにご理解いただく
ことは正直難しいです。

今日はピアノのご経験のある娘さんとご来店いただいたのですが
ドレミが順に並んでいないことなどにとても驚かれていました。

 

また楽譜についても一般的な五線の楽譜の下に数字が書かれている
のをみて戸惑っていらっしゃいました。
ハーモニカや大正琴は数字譜↓というものでその曲の音の高さや
長さがわかるようになっているんです。

 

ピアノが弾けるからわかると思われる方もいらっしゃいますが
ハーモニカは本当に説明が難しいです。

ではどのように楽器をお勧めしているかというと
ハーモニカをやりたいとおっしゃる方がどんな曲を吹きたいのか
どんな人をと同じようなことをしたいのかを伺っています。

童謡をひとりでもしくはみんなで吹きたいという方には
「複音ハーモニカ」

ギターを弾きながら、ロックを歌いながら、間奏にハーモニカを
吹きたい方には「10ホールズハーモニカ」

幼児や小学生のお子さんには「シングルハーモニカ」

というイメージです。

いろいろ聞くなぁ。わからないよ~と思われるかもしれませんが
できるだけご希望に沿ったぴったりのハーモニカをご案内するためです。

ぜひたくさんお話し聞かせてくださいね。

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三田で生まれ三田で育った三田っ子。平瀬楽器では主に教室の受付や販売を担当しています。実は発表会のアナウンスも頻繁に担当しています。2015年ヤマハスクールアドバイザー認定を受け、保護者の皆様からの様々なご相談をお伺いしています。 中学から始めたフルートとピッコロは現在も地元の吹奏楽団で続けています。

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