和室にピアノ、大丈夫?

   

初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。
こんにちは~♪

3月下旬から4月にかけては大物楽器(ピアノetc)の移動の
ご相談がとても増えてきます。

 

和室に置きたい

春から気分も新たにとご自宅での練習環境を
整えるためにいろいろと検討されることが多い時期です。

今も現在進行中(移動など)の案件が数件あります。

 

今日はそのなかのひとつをご紹介しようと思います。

 

それはご実家からのピアノ移動でした。
移動先では和室に置きたいと考えていらっしゃいます。

ご実家ではピアノの下に敷板を設置してご利用になられていました。
当然ご利用されていた奥さまはその設置状態が通常と思われています。
しかしご実家はフローリングに敷板を置かれていましたので
比較的安定した状態です。

 

しかし移動先は和室の畳の上に絨毯を敷いていいらっしゃるとの
ことでした。

ぐらつきが心配

現地で確認したわけではありませんが、畳に絨毯というと
かなりふわふわする状態になります。
その上にピアノを置くと、倒れることはほとんどないと思いま
すが、厳密にいうとピアノがその場所で安定するまでしばらく
時間がかかります。

 

昔はそれほど気にしていなかったピアノのぐらつきですが
ときどき起こる地震も考えるときちんと対策できるように
しておくのも必要だと思っています。

 

そこで少しでもぐらつきを減らし安定させるためにも
ピアノの下に板を敷くこととインシュレーターを置くことをおススメしました。
インシュレーターというのはピアノの車輪が転がらないようにする
お皿の事です。

 

お部屋の中に段差ができるのは嫌だな~

そしてピアノの下に敷く板は
コストをできるだけ安くしたい場合は、ホームセンターで販売して
いる板(コンパネなど)を敷くことを提案しています。

でも多少費用が必要でもお部屋の中に段差ができたりするのが
嫌な方は「ビックボード↓」という便利なものがあります。

アップライトピアノの形で作られていますので楽器の下以外は
段差ができないシンプルですっきりしたボードです。

 

今回の方は、自分でいろいろ準備するよりこんなすっきりしたものが
あるならこれがいいとおっしゃっていました。

 

 

当店ではしっかりおうちの状況を伺い、ご要望に合うものを探して
提案できるように心がけております。
わからないからといってお任せではなく、ご不安なことは
遠慮なく問い合わせてくださいね。
いつでもお待ちしております。

 

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三田で生まれ三田で育った三田っ子。平瀬楽器では主に教室の受付や販売を担当しています。実は発表会のアナウンスも頻繁に担当しています。2015年ヤマハスクールアドバイザー認定を受け、保護者の皆様からの様々なご相談をお伺いしています。 中学から始めたフルートとピッコロは現在も地元の吹奏楽団で続けています。

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