マドとピアノ
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
楽器屋は楽器のことだけ考えてたらよかったのって、
もうずいぶん昔の話なんでしょうね。
そんなことを感じる出来事がありました。
●内装業の友人
先日、内装の仕事をやっている友人と
ゆっくり話をする機会がありました。
どんな仕事をしているの?
今抱えている課題は?
これから売っていきたい商品って?
みたいな感じで色んな話を聞かせてもらいました。
基本的に他の人の仕事って興味はあるものの
いまいちわからないというのが
正直なところなのですが、
こうやってゆっくり聞くとわかりやすいんです。
で、彼がこれから売っていきたい商材
というのがいわゆるサッシでして、
それってどんな特徴があるの?と
聞いていると新たな発見がたくさんありました。
●日本は寒い
彼曰く、日本の家を作るときの
壁の厚みや窓の条件などが基準が
ヨーロッパ等諸外国に比べると
かなり低いんだそうです。
なので、日本の家は寒いんですよね。
うちも寒いですもん。
そういう家ってあとから壁を厚くするのは
難しいのですがサッシや窓ガラスを変えるだけで
ずいぶん家の中の体感温度が上がるらしいんです。
それって回り回るとヒトの健康にも
関わってきますし、空調に必要な電気代とか
そういうとこにも関わってきます。
自分の商材の関わってる範囲を
それぐらい広く考えることってステキだし、
それってメリットとしてお伝えできるよなぁと
思いながら聞いていたのですが。
●ピアノの健康にも!
よくよく考えるとお部屋の温度変化が
少なくなるようなサッシや窓ガラスを
つけてもらうことで、ピアノにとっても
健康状態が保てるんじゃないかなぁと
ふと思いつきました。
だって結露とか急激な温度変化に弱い
ピアノですから、
もともと体感温度が低くなく、
なるべく変化が少ない状態を作れれば
ピアノにとっても良い状態なんですよね。
これまではピアノと内装屋さんの関係というと
防音のお仕事を依頼するというイメージしか
なかったのですが、
温度変化という点から考えると
一気に話が広がるんだなぁと感じました。
と同時に他の仕事でもきっと関わりがあるものって
いっぱいあるのかなーとも思ったりしました。
これから調律に伺うときには
気温の変化の話と同時に、サッシの交換みたいな
提案もできるのかなあと思ったり。
まぁ少し話のネタができたなと思っています。
いろんなお話をいろんな人とするのって
やっぱすごい大切なことですよね。
またご自宅のピアノにとって良い提案が
できるようなお話をたくさん仕込んで
いきたいなと思っています。
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