中古ピアノに関する知識

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます！

●特選中古ピアノ

先月から店頭に「特選中古ピアノ」ということで、
いくつかの中古ピアノの写真とスペックを書いたものを
掲示しています。

これはいつも協力していただいている
中古ピアノ業者さんの倉庫にあるピアノから
オススメのものをいくつかピックアップして
作っているのですが、結構見ていただいてるようで
少しずつ反応が出てきています。

しかしそんな中、

「あー、そういうところに問題があったのか！」

という事件がありました。

●事件

ま、事件といっても大したことないのですが（笑）

今月掲示したある中古ピアノのメーカー名が
ちょっと読みづらいものでした。

それは「Bösendorfer（ベーゼンドルファー）」。

オーストリアでピアノを作っている
超有名なピアノメーカーです。

スタインウェイ、ベヒシュタインなどと並んで
世界3大ピアノの1つに数えられるメーカーです。

ま、たしかにローマ字表記だと
ちょっと読みにくいのは読みにくいですが、
生徒さんが読めないのは仕方がないとして、
スタッフが読めなかったんですね（汗）

知らなかったら読めないわけで、
仕方がないっちゃあ仕方がないのではありますが、
知らないままではベーゼンドルファーのピアノの良さを
お伝えするなんてことできませんよね。

●知る機会

じゃあどうしようか、という話を
昨日していまして。

やっぱりこれはスタッフみんなで勉強する
機会を持たないといけないのかな
という話になりました。

といってもただ単に知識を詰め込むだけでは
きっとすぐに消えていてしまいます。

どうすればスタッフの頭の中にこびりつき、
身体で理解できるようになるのかなと
いろいろ考えを巡らせました。

店頭のスタッフは楽器の事以外でも
生徒さんや生徒さんの保護者の皆さんへ
直接いろんな話をする担当者です。

その人たちがあやふやな知識のまま
しゃべってしまうと、
ピアノに限らずどんなことでも
あやふやにつたわってしまいます。

いろんなことをきちんと自分事のように
関心を持って知ってもらうためには
どうしたらいいのかなあ？と
色々考えさせられた小さな小さな出来事でした。

今すぐこれをやろう、というような具体策は
まだこれからですが、これをきっかけに
スタッフみんなも楽しめて、
生徒さんや生徒さんの保護者の皆さんに
きちんとしたお話ができるような
そういう面白いことができればいいなと
考えています。