座る位置って気にしたことありますか?

   

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!

今日からいよいよ発表会シーズンが開幕!

平瀬楽器では3月、4月、5月、6月、7月、
そして9月と色んな発表会を開催していきます。

 

今日はその幕開けの日だったのですが、
舞台袖から客席を見ていて、
あることに気づきました。

 

●客席

 

ピアノの発表会あるあるなのですが、
客席に座るお客さまの位置って
結構偏っているんです。

 

平面の席よりも少し高くなった階段席の
ほうが埋まりやすいですし、

平面の席の場合は舞台向かって左手側に
座られる方が多いです。

 

これは発表会だけじゃなくて、
コンサートやリサイタルでも同じです。

これってなぜかご存知ですか?

 

●どこに座る?

 

ピアノの発表会の場合、どこに座ろうと
基本的には自由というパターンが多いはずです。

 

だったら、お子さんの演奏をビデオに収めるために
なるべく後ろの方のいい場所を陣取って…と
いうのはよくわかります。

運動会なんかも一緒ですよね。

 

 

じゃあ、平面席の左側ってどういう方が
座られるんでしょう?

 

場所によっては弾いている人の横顔しか
見えませんし、
もしかすると後頭部を見続けることになります。

少なくともお子さんの顔写真を撮る位置
ではないですよね。

 

でも、ここに座られる方が多いんです。

 

 

●手が見える、指が見える

 

実はこの位置、手や指が見える位置なんです。

 

特にプロのピアニストのリサイタルの場合、
このあたりの席を好まれる方が
とても多い傾向にあります。

ま、超絶技巧が気になる方が多いからなんでしょう。

 

でもね、ここじゃないんです。

 

いい場所が他にあるんです。

 

 

●音?

 

多くの方が舞台に向かって左側に
陣取られるおかげで、
その逆サイドである舞台向かって右側の
スペースはぽかーんと空いていることが多いです。

 

実はその席が「音がいい席」なんです。

 

 

グランドピアノの場合、
フタを全開にして演奏をすると、
その音が飛んでくる先は
ちょうど舞台向かって右側の位置。

つまりぽかーんとあいている場所なんです。

 

なので、我々調律師はこの場所に
座ることが多いです。

ま、いつでも空いているっていうことも
あるんですけど(笑)

 

指を見に行くために発表会やコンサートに
行かれるのでしたら
今のままの位置でもまったく問題はありませんが、

もし音を聞くために、音楽を楽しむために
行かれるのであれば、
逆サイドに座られることをオススメします。

 

その位置では指はまったく見えませんが、
これまで聞こえてこなかった
色んな音が降ってくるのを感じると思います。

 

ぜひ次にホールに行かれる際には
席の位置にも少し注意してみてはいかがでしょうか。

 

 
 

 

 

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1973年兵庫県三田市生まれ。三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師としてご家庭やホールなどをまわりつつ、ギターやピアニカ、カスタネットなど、いろんな楽器の修理もできるみたい。 楽器修理以外にもコンサートや落語などのイベント企画や進行業務と音響業務が得意科目。イベントの時に舞台袖に置いておくと全体的に役に立つ便利なナイスガイです。

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